10月25日、FCAジャパンは新型ジープ・ラングラーを発表。関係者のみならずオーナーを迎えてのローンチカンファレンスを舞浜にて行なった。
ジープは1940年代、第二次世界大戦に開発・実戦投入された小型の四輪駆動車。その後、軍用・民生用を問わず世界中に普及。今や四輪駆動車、そしてSUVの代表といえる存在だ。その中でラングラーは元祖クロスカントリーモデルといえるものでジープブランドの象徴モデル。日本でも根強い人気がある。
約11年ぶりのフルモデルチェンジ!
11年ぶりに全面改良が施されたラングラーは「史上最強のSUV」がテーマ。丸いヘッドライトの内側に7スリットのグリルという伝統のスタイリングはそのままに、すべてのライトをLED化。空力性能も向上し、風切り音を低減している。また、ボディーパネルにアルミやマグネシウム合金が採用され、大幅な軽量化を実現した。
エンジンは新たに開発された272馬力の2リットル直4ターボと、改良型の3.6リットルV型6気筒(284馬力)の2種類。いずれも経済性に優れるレギュラーガソリン仕様なのも見逃せない。また、燃費は従来に比べて大幅に向上。経済性も考慮されている。
走行性能の進化も抜かりはない。従来のパートタイム四輪駆動に加えて、ラングラー史上としては初となるフルタイム四輪駆動を初採用。路面や天候状況によって駆動力を自動的に配分する「4H AUTO」モードも併せて搭載。またオフロード走行時にはセンターデフロックが可能となり、強力なトラクションを発揮するという。