フィリップ モリス ジャパンは10月23日、パーク ハイアット東京にて新製品発表会を開催。「IQOS 3」「IQOS 3 MULTI(マルチ)」をお披露目した。IQOS 3はデザイン性と使いやすさを重視したモデルで、IQOS 3 MULTIはIQOS初の10回連続使用ができるモデル。
発表会では新製品についてフィリップ モリス インターナショナル CEO アンドレ・カランザポラス氏が説明。IQOSが実現してくれる「5つの約束」を述べた。
1.調和のとれた生活
2.紙巻きたばこのリスクを軽減
3.美しく洗練されたデザイン
4.科学へのコミットメント
5.改善・改良の継続
アンドレ氏は、紙巻きたばこと比較したときのリスク軽減やデザイン性、使いやすさ、顧客のニーズを意識した改善・改良などを挙げたうえで、IQOSのメリットをアピールした。また、IQOSが「煙のない社会」の実現を叶える代替品になるよう全力で取り組んでいるとコメント。
さらにアンドレ氏は「紙巻きたばこから加熱式たばこに移行することで禁煙につながる。それを実現するために、消費者とコミュニケーションを図り、ニーズに合うように製品の改善・改良を継続していく」と今後の目標を述べた。
IQOS新モデル体験会で味わった、衝撃という旨み
カンファレンス終了後、IQOS新モデルの体験会に参加した。今回お披露目されたIQOS 3とIQOS 3 MULTIが陳列棚に展示されており、実際に試すことができた。
IQOS 3は、滑らかで細部にまでこだわったデザインを採用している。ポケットチャージャーにはホルスターの出し入れが容易になるサイドオープンシステムを取り入れている。また、全方位対応のマグネット式ホルダーなので、ホルダーの向きを気にせずに格納と充電が簡単にできる。充電時間が従来品よりも約40秒ほどスピードアップし、より快適に使用できるという。
IQOS 3 MULTIは、IQOS初の10回連続使用できるという一体型デバイス。重量が約50gと非常にコンパクトなサイズなので持ち運びに便利といえる。
これまで私は紙巻きたばこしか味わったことがなく、今回の発表会で初めてIQOSに触れることとなった。2モデルを実際に触ってみると手になじみやすいうえに、小型かつ軽量なので持ち運びがしやすいと感じた。ホルスターの出し入れが容易なIQOS 3か、それとも10回連続使用ができるIQOS 3 MULTIか。どちらも魅力的な旨みがあるため、新製品に興味がある人は、どちらを購入するかで真剣に悩むことになるだろう。
つづいて、IQOS 3を使って加熱式たばこの味わいを体験。マルボロのヒートスティック9銘柄のうち、たばこならではの深い味わいを堪能できるという「レギュラー」をチョイス。ヒートスティックをIQOS 3のホルダーに差し込み、電源ボタンを長押ししてから2回バイブレーションすると吸うことができる。一服した瞬間、たばこの芳醇な香りが口中に広がり、深みのあるコクが舌全体に染み渡った。たばこ本来の味わいが予想以上に際立っているし、紙巻きたばこよりも匂いが控えめ。それでいて紙巻きたばこの味を見事に再現しているのが衝撃であった。「なるほど、これは旨い!」と、海原雄山のように内心唸った。利便性もそうだが、味わいもまた、加熱式たばこの「美味しい」メリットといえる。
IQOS 3とIQOS 3 MULTIは、11月15日からIQOSストアおよびIQOSオンラインストアにて販売される。IQOS 3の価格は1万980円で、IQOS 3 MULTIは8980円。
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり、 心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます。 未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。 周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。 人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。