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Apple Watchの便利な使い方 第20回

これまでApple WatchでSuicaを利用したいた場合、注意が必要

【重要テク】Apple Watch Series 4をiPhoneとペアリングする

2018年10月18日 12時00分更新

文● すずまり 編集●飯島恵里子/ASCII

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 Apple Watch Series 4をiPhoneとペアリングし、設定しましょう。操作の前に、初めてのApple Watchという方と、Apple Watchの機種変更という方で、それぞれ異なる準備が必要です。

事前準備をしましょう!

 初めてのApple Watchという方は、ご利用のiPhoneがiPhone 6以降かどうか、iPhoneの「設定」で「Bluetooth」を選択し、「Bluetooth」がオンになっているか、iPhoneがWi-Fiやモバイル通信ネットワークに接続しているかの3点を確認してください。

 Apple Watchの機種変更という方は、ご利用のiPhoneから旧モデルのペアリングを解除してください。ペアリングを解除することで、旧モデルのBluetoothやパスコードなどを除いたデータがiPhone内にバックアップされ、新しいApple Watchに復元できます。ただし、ペアリングを解除した直後に新しいApple Watchをペアリングしようとしても、バックアップデータの一覧に旧モデルのバックアップデータを表示、選択できるようになるまで時間がかかる場合があるようです。

 また、モバイルSuicaをご利用の場合は、Watchアプリの「WalletとApple Pay」でカードを削除しておきましょう。カードそのものが消えるわけではないので、あとから再追加できます。

Apple Watch Series 4とiPhoneをペアリングする方法

Apple Watchとのペアリング画面

①Apple Watchの電源を入れて装着する
 サイドボタンを押し続けて、Apple Watchの電源を入れます。Appleロゴが表示されればOKですが、表示に時間がかかる場合があります。

②Apple WatchをiPhoneに近づける
 電源を入れたApple WatchをiPhoneに近づけると、iPhoneに「iPhoneを使用してこの Apple Watchを設定」というメッセージが現れます。「続ける」をタップするとペアリングの設定が始まります。

 もし表示されないときはiPhoneでWatchアプリを開いて、「ペアリングを開始」をタップします。設定が完了するまで、そのままiPhoneとApple Watchは近づけておきましょう。

ファインダーの中にApple Watchの文字盤を合わせる

ペアリングが完了したときのメッセージ

③iPhone をアニメーションの上にかざす
 ペアリング操作を開始すると、Apple Watchの文字盤には砂のようなアニメーションが現れます。同時に、iPhoneにファインダーが表示されます。iPhoneのファインダーの枠にApple Watchの文字盤を合わせると、直後に「Apple Watchのペアリングが完了しました」と表示されます。

 ファインダーでペアリングがうまくいかないときは、画面下の「Apple Watchと手動でペアリングする」をタップします。

バックアップから復元するときの画面

④新規で利用するか復元するかを選択する
 ペアリングが完了したら、Apple Watchの設定に進みます。初めてのApple Watchなら「Apple Watch を設定」をタップします。Apple Watchの機種変更で、これまでの環境を引き継ぎたいときは「バックアップから復元」をタップします。まったく新規のApple Watchとして使いたいときは「新しいApple Watchとして設定」をタップします。

 旧モデルのApple Watchのペアリングを解除してすぐ、新しいApple Watchをペアリングした場合、バックアップデータが表示されないことがあります。そのときは、しばらく時間をあけてから再度ペアリングをやり直してみてください。

 あとは画面の案内に従って操作を進めます。購入時点でApple WatchのwatchOSが古いときは、最新バージョンにアップデートするよう促されるので指示に従いましょう。

 完全に設定が終了するまで時間がかかるので、時間に余裕をもって始めることをおすすめします。


※この記事は、Apple Watch Series 4 セルラーモデル(watchOS 5.0.1)、iPhone X(iOS 12.0)で検証して作成しています。


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