仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」 第49回
Office 365をつかうIT管理者必見
「Microsoft 365 Roadmap」にRSSフィードができた
2018年10月15日 14時00分更新
本連載は、マイクロソフトのSaaS型デスクトップ&Webアプリケーション「Office 365」について、仕事の生産性を高める便利機能や新機能、チームコラボレーションを促進する使い方などのTipsを紹介する。
Office 365を使いこなして仕事を早く終わらせたい皆様にお届けする本連載。今回はリニューアルしたMicrosoft 365 Roadmapに注目する。
リニューアルしたMicrosoft 365 RoadmapはRSSフィードも用意
Microsoftは2018年9月24日(米国日時)、Microsoft 365 Roadmapを刷新した。このサイトは主にIT管理者のために、日々更新されるOffice 365のロードマップを示すものである。類似情報としては、Microsoft 365 admin centerのメッセージセンターがあるが、こちらはGA(一般提供)に達した機能紹介や、システムの不具合などを知るためのサイトだ。
Microsoft 365 Roadmapはその名称が示すとおり、Microsoft 365に含まれるWindows 10、Office 365、EMS(Enterprise Mobility+Security)のロードマップを示すサイトであり、各機能の状態(開発中、ターゲットリリース、ローンチ)を確認することができる。刷新されたMicrosoft 365 Roadmapでは、新たにOSやアプリケーション、プラットフォーム、クラウドインスタンスごとに機能を取捨選択できるようになった。
Microsoft 365 Roadmapでの選別結果は、従来と同様、CSV形式によるダウンロード、リンクのコピーで取得できる。さらに、今回新たにRSSフィードが加わった。
RSSフィードとは、ご存知の通りWebサイトの最新情報を配信する機能だが、Microsoft 365 Roadmapの更新情報をRSSリーダーで取得すれば、IT管理者なら今後の情報を逐次チェック可能となる。また、一般のOffice 365ユーザーも、今後新たに加わる機能をもれなく事前に知ることができる。
だが、このRSSをクリックしても「RoadmapFeatureRSS」というファイルのダウンロードが始まるだけで、そのままでは使用できない。Outlookを例では、以下の6~10の手順でRSSフィードが購読できるようになる。
このRSSフィードにフィルター設定は適用されず、本稿執筆時点では、Office 365だけの情報を取り出すことはできない。フィルター機能が便利なだけに残念だが、このあたりはMicrosoftの改善に期待しよう。
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