インテルの新型チップセット「Intel Z390」を搭載するマザーボードが発売された。登場したのは、ASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの4メーカーから計29製品だ。
「Intel Z390」は、既存のIntel Z370の後継となる新型チップセット。まもなく発売されるCoffee Lake RefreshことデスクトップPC向けCPU「第9世代Coreプロセッサー」に正式対応する。ソケットは従来通りLGA 1151で、既存の「第8世代Coreプロセッサー」も利用可能だ。
Z370とZ390のチップセット自体は基本スペックに大きな変更はなく、USB 3.1 Gen.2(帯域幅10Gbps)機能をチップセットに内蔵。さらに、「Integrated Intel Wireless-AC(CNVi)スロット」をサポートし、対応カードの搭載に対応する。
発売されたモデルを見てみると、PWMなどの電源周りが強化されたものが多く、M.2用ヒートシンクを新たに追加するなど、細かい変更が加えられたものが多い印象だ。
「第9世代Coreプロセッサー」へ対応するためか、上位モデルの多くでは8ピン+4ピンまたは6ピンの補助電源コネクターを備えるものが多い。使用している電源ユニットの端子が対応しているか気をつけたい。なお、各モデルの詳細については、後日お伝えする予定だ。