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アリババがホテル向け「おもてなしロボ」発表、10月に初仕事

2018年09月28日 12時27分更新

文● Erin Winick

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中国の電子商取引会社アリババ(Alibaba)が、新型サービス・ロボット「スペース・エッグ(Space Egg)」を発表した。

見たままの名前が付けられたロボットは、未来型チタニウム製タマゴといった外観を持つ。スペース・エッグは、ホテルの宿泊客に食事や洗濯物を届けるといった「おもてなし係」として作られた。宿泊客は音声コマンドやタッチ、ジェスチャーでスペース・エッグとやり取りできる。

スペース・エッグは秒速1メートルの最高速度で、目まぐるしく働く。初仕事の開始は2018年10月を予定している。

ホテル用ロボットの利用価値はいまのところ未知数だ。現時点ではまだ、単なる客寄せに過ぎない。数軒の高級ホテルが数年に渡ってロボットを試用しているものの、普及には至っていない。企業にとって多くの場合、ホテル・ロボットは高額な投資であるにもかかわらず、人間よりずっと高い利便性を提供してくれるわけでもない。しかし、多くの企業が独自のおもてなしロボットを提供し続けている。 普通に使用できるくらいにまでベルボーイ・ロボットのコストが下がるかどうか、見守っていく必要があるだろう。

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