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東京ゲームショウ2018レポート 第39回

RTX 20シリーズの展示数はTGS最多か!? 11月からのGALAXは要注目

2018年09月23日 08時00分更新

文● 藤田 忠 編集●ASCII編集部

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 GALAXブランドを展開するGalaxy Microsystemsの東京ゲームショウ2018ブースでは、数多くの「GeForce RTX 20」シリーズが展示されていた。

玄人志向とコラボした「GALAKURO」シリーズでもおなじみのホワイトカラーをベースにしたGALAXブース

 なかでも注目だったのが、オーバークロック競技向け製品「HOF」(Hall Of Fame)の名を冠するビデオカード「GALAX RTX2080TI HOF(仮)」だ。多フェーズの電源回路を備えるオリジナル基板や、瞬間的にファン動作と電圧をアップさせるオーバークロックボタンなどを採用する。

 展示されている製品には3スロット占有クーラーや、ホワイトカラーのオリジナル基板、動作クロックなどを表示する液晶が搭載されていた。仕様は未定とのことだったが、11月の発売を目指しているとのこと。また、RTX 2080 Tiには、水冷ヘッド搭載モデルも予定されているという。

GALAXの最上位モデルとなるHOFシリーズに属するビデオカード「GALAX RTX2080TI HOF(仮)」。11月発売予定

ゴールドカラーのラインやHOFのロゴ(王冠)が入ったバックパネル

ブラケットには、瞬間的にファンを100%動作させるオーバークロックボタンを装備

補助電源の構成は、リファレンスデザインと同じ8ピン×2構成になっていた。現状、RTX 2080 Tiは動作電圧に上限があり、それが外せるようになったら、8ピン×3の設計もありうるとのこと

動作クロックなどを表示できるLCDを側面に装備

外装は付属する王冠形状に変更可能になっている

デュアルファン仕様のクーラーを採用した「GeForce RTX 2080 Ti」搭載の「GALAX RTX2080Ti EXOC WHITE」

バックパネルもホワイトカラーを採用する

GPUクーラーにアクリルカバーが備わっている「GeForce RTX 2080」搭載の「GK-RTX2080-E8GB/WHITE」

「GeForce RTX 2080」の基板も展示されていた

 なお、GALAXブースでは、連日オーバークロッカーduck氏による「GeForce RTX 2080 Ti」極冷オーバークロックを実演しており、22日に行なわれた「Core i9-7980XE」を使った実演では、GPUコアクロック+250MHz、メモリークロック+900MHzで「3DMark」の「Time Spy」が完走し、総合1万5551スコアー(Grapics SCORE 1万6808)を記録していた。

 実演の模様はYouTubeでも配信されており、最終日の23日はCPUに「Ryzen Threadripper 2990WX」を使用した環境でのRTX 2080 Ti極冷オーバークロックを行なう予定になっている。

 そのほか、近日ツクモ各店などで販売を開始するというRGB LED内蔵のDDR4-3000メモリー「GALAX GAMER III」やModder 関口徹氏によるMOD PCなども展示されていた。

近日販売予定というDDR4メモリーの「GALAX GAMER III」。GPUと同じく選別されたメモリーチップで高オーバークロックを期待できるという

Modder 関口徹氏の手によるMOD PCを2台展示していた

冷却液のホワイトやゴールドを思わせるイエローカラーのイルミネーション、ブルーカラーのメタルチューブなど、GALAXのイメージが随所に盛り込まれている

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