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iPhone XS&iPhone XR、ASCII徹底大特集! 第71回

1つのカメラでも機能を実現できた秘密はプロセッサー:

iPhone XRはなぜ「ポートレートモード」を実現できたのか

2018年09月20日 16時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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どちらのポートレートが扱いやすい?

 個人的には、iPhone 7 Plus時代から、人物以外のものをポートレートモードで撮影してきたので、汎用性のあるiPhone XS、iPhone XS Maxの方が向いているように感じます。

 一方、iPhone XRのポートレートモードは、広角のレンズとアルゴリズムによる人物認識を行うため、望遠レンズを用いるデュアルレンズのポートレートモードのように被写体から2.5m離れる必要がないのです。

 そのかわり、デュアルレンズのiPhoneよりもiPhone XRの方が、より被写体に近づかなければならなくなる、という違いもあります。 このあたりの使い勝手は、実際のiPhone XRを試してから、ということになりますね。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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