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省電力性能をさらに向上

クアルコム、スマートウォッチ用の新SoC「Snapdragon Wear 3100」公開

2018年09月11日 15時05分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 クアルコムは9月10日、同社ブログにてスマートウォッチ用の新SoC「Snapdragon Wear 3100」を公開した。

 新アーキテクチャの採用により電力消費を抑制し、スマートウォッチのバッテリー駆動時間を延長しているとしている。スマートウォッチの利用パターンを調査し、実際に利用している時間は短くほとんどの時間は操作の待ち受けであることに注目してプロセッサーや周辺チップの動作を最適化しているという。これにより、従来であれば操作時以外はオフになっていた画面を常時表示させ、秒針を常時動かすことも可能になるとしている。

従来のSnapdragon Wear 2100に比べて4~12時間のバッテリー延長効果が期待できるとしている 

 また、第5世代の4G LTEモデムの搭載、グラフィックスの強化やアクティビティトラッカー機能の強化などさまざまな部分が強化されている。Snapdragon Wear 3100はFossil、Louis Vuitton、Montblancに対し最初に提供され、2018年の第4四半期頃の提供の予定。

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