柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第59回

レコードが登録されたらGoogle スプレッドシートにも自動的に転記

kintoneとMicrosoft Flowを連携し、自動ワークフローを作ってみる

完成したので、kintoneアプリにレコードを追加してみる

　早速、kintoneアプリにレコードを追加してみよう。追加後すぐに、Googleスプレッドシートにデータが書き込まれるのはなかなか感動する。

問い合わせ管理アプリに新規レコードを追加する

すぐにGoogleスプレッドシートに登録された

フローの詳細画面で、動作状況を確認できる

　トリガーはレコードの追加のみだが、そのあとにできることは大量にある。メールを送信したり、ツイートを投稿したり、スケジュールを登録したり、となんでもできる。条件分岐させることも可能。取得した売上金額が指定金額を超えていれば何もせずデータを登録するだけ、超えていなければアラートメールを出すといったことも簡単。添付ファイルをあつかうこともできる。

　また、アクションとしてkintoneアプリのレコードを操作することもできる。別のトリガーとデータを利用し、kintoneアプリにレコードを追加したり、既存のレコードを更新したりできるのだ。

　Microsoft Flowは組み合わせ次第で、想像以上のことを実現できるローコード・ノーコードプラットフォーム。kintoneとほかのウェブサービスを自由自在に連携させて、人の手で作業することを削減し、働き方改革に役立てよう。

条件を追加して、処理を分岐させることが可能

他のトリガーから、アクションとしてkintoneを利用することもできる

■関連サイト

• kintone（サイボウズ）