エプソン販売は8月30日、インクジェット複合機/プリンター11機種を一斉に発表した。9月から10月下旬にかけて順次投入していく。
スマホとの接続が簡単になった「Colorio」
家庭向け複合機の「Colorio」(カラリオ)は3機種を9月13日に発売する。最上位モデルの「EP-881A」(予想実売価格 3万円台前半)は、4色ラインナップのうち、ブラックとレッドのモデルの本体の質感を変更し、マットから光沢になっている。
このほかにミドルクラスモデル「EP-811A」(予想実売価格 2万円台半ば)、エントリーモデル「EP-711A」(同1万円台後半)も同時に投入するが、全機種ともにスマホとのWi-Fi接続の簡素化(iPhoneはQRコードで接続可能)や、普通紙写真印刷画質の向上などが図られている。
このほか、ハガキプリンターの「PF-81」も9月13日に発売。ハードウェアに変更はないが、ハガキ作成機能において元号の編集機能や住所録の印刷機能を追加されている。さらに、最新の素材集(亥年)が同梱される。
ホワイトモデルが選べるエコタンク複合機
エコタンク搭載の複合機はコンシューマー向け上位モデル「EW-M770T」(予想実売価格 5万円台後半)、ビジネス向けファクス内蔵モデル「EW-M670FT」(同5万円台半ば)、コンシューマー向けエントリーモデル「EW-M571T」(同3万円台半ば)にホワイトモデルを追加。従来のブラックモデルと合わせて2色から選べるようになっている。
また、新たに「EW-M630T」(予想実売価格 4万円台前半)というモデルが投入する。EW-M571Tが両面印刷に非対応で、現行ラインナップだと両面印刷モデルはEW-M670FTとなっり、そこには約2万円の価格差ができてしまう。
そこでM571Tの上にM630Tを追加。より買いやすい両面印刷モデルとなっている。なお、M571Tは前面給紙のができないが、M630Tは可能となっている。