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AirPlay 2に対応、豊富なストリーミングサービスが利用できる

ネット再生に絞ってほぼ半額に、音質最優先のマランツ「NA6006」

2018年08月04日 13時00分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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 マランツは8月1日、ネットワークオーディオプレーヤーの新製品「NA6006」を発表した。価格は8万1000円。発売は8月中旬を予定している。

 アナログ基板は、2017年10月に発表した姉妹機「ND8006」(14万400円)とほぼ同等。その一方で、CDドライブやUSB入力機能を省いて半額程度の価格にした。つまり機能は厳選しているが、音質面ではND8006に肉薄するものを目指した製品であり、ND8006が上位機、NA6006が下位機という単純な決めつけは好ましくない。使用スタイルで選ぶべき製品と言えるだろう。

 なお、ND8006との最も大きな違いは電源部だという。音質重視のネットワーク再生専用機として開発したため、NA6005にあったAM/FMチューナーは非搭載となる。

ESS製DACの採用で、空間表現や情報量が格段にアップ

 本体にはデノン・マランツ製品が採用しているネットワークモジュールHEOS(ヒーオス)を内蔵する。最大5.6MHzのDSDなど、ハイレゾプレーヤーに求められる標準的な要素も当然満たしている。一方で「Spotify」「AWA」「Amazon Prime Music」など対応するストリーミングサービスは多彩で、iOS11がサポートするAirPlay 2にもアップデート対応する。

コンデンサーの間にある小さなチップがDAC

 2015年発表の従来機種NA6005(7万3340円)との比較では、DACチップがシーラス・ロジックの「CS4398」からESS Technologyの「ES9016K2M」に変更になり、音の傾向が変わった点が挙げられる。ESSのDACは電流出力型のため、アナログ基板は片面基板から両面基板となった。デジタルフィルター(Marantz Musical Digital Filtering)に関しても、独自開発DACを投資際する最上位SACDプレーヤー「SA-10」と同じ特性を継承するそうだ。フィルター1がHiFi的、フィルター2がアナログ的な再生とのこと。ハード面では、上述したネットワークモジュールの変更(HEOS搭載)に加えて、インシュレーターも高密度タイプとした。

 要望が多かったHDD接続機能も追加。2系統あるアナログ出力は可変/固定を1系統ずつ用意。可変端子にパワーアンプやパワードスピーカーを直結すれば、選曲だけでなく音量調整もNA6006側のリモコンで完結できる。ミニマム簡潔なシステムが組める点もメリットだろう。

背面のアナログ端子。可変と固定がある

電源部。ここはND6005と同等だ

 本体サイズは幅440×奥行き371×高さ106㎜で、重量は6.6㎏。IEEE 802.11a/b/g/n(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth接続にも対応する。フルディスクリートで組んだヘッドフォンアンプ部は3段階のゲイン調整が可能だ。なお、光入出力端子は1系統持つ。

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