この連載は日々変化し続ける秋葉原の街の、ちょっとおもしろくて、ほんの少しだけ役に立ちそうな情報を紹介するコーナーです。
8月3~4日 東京国立博物館にアカデミックなビアガーデンが出現
8月3日(金)、4日(土)の2日間、秋葉原からほど近い上野の「東京国立博物館」の本館前広場が、なんとビアガーデンになってしまう驚きのイベント「トーハク BEER NIGHT!」が開催されます。開催済の前半戦(7月27日、28日)に遊びに行ってきたので、現場の様子をレポートします。
秋葉原駅から東京国立博物館への経路
・徒歩:約29分
・電車:約12分(東京メトロ日比谷線)/約14分(山手線、京浜東北線)
「トーハク BEER NIGHT!」は昨年も開催された人気イベントで、今年は東京国立博物館で開催中の特別展「縄文-1万年の美の鼓動」とコラボ。一般的なビアガーデンと大きく異なるのは、縄文の国宝6件の出土地域にちなんだクラフトビールが楽しめるところです。具体的には、北海道と青森県、山形県、新潟県、長野県(2件)のビールが各種50本限定(800円)で飲めます。さらにクラフトビール購入者には、特別展オリジナルグッズの「火焰型土器紙コップ」がつくのもうれしいところ。
ここで注意点をひとつ。ビアガーデンの会場は博物館敷地内なので、飲食代とは別に入館料の620円が必要になります。ですが、その入館料で常設展示(特別展以外)はすべて観られるので「見学のついでにビアガーデンに入れる」と考えれば実質無料とも言えます。ちなみに「縄文-1万年の美の鼓動」特別展のチケットを購入しても「トーハク BEER NIGHT!」会場広場に入れます。
トーハク BEER NIGHT! は
こんなビアガーデン
筆者が取材したのは開催初日の7月27日。台風が近づいているタイミングだったので、あまり遅くならないようビールの販売が始まる16時を狙って行きました。会場に足を踏み入れると、すでにキッチンカーからは美味しそうな匂いが漂ってきます。展示物を見に来た一般のお客さんに混じって、最初からビール目当ての人もちらほら見られました。特別展に合わせた縄文グッズも気になるところ。
歴史を感じさせる洋館風の建物は、明治時代に建てられた国の重要文化財「表慶館」です。明治から続く歴史的でアカデミックな場所なのに、こんな明るい時間からビールが飲めるなんて……と、なんだか少し不思議な気分になります。
当日は金曜日とはいえ夕方16時の早い時間だったので、場内は全体的にゆとりのある状況でした。ですが、会社就業後の夜間は混み合うかもしれません。8月3~4日は上野のトーハクで、この期間だけの特別なビアガーデンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【トーハク BEER NIGHT!】開催概要
・入場料:620円
・開催日:8月3(金)~4日(土)
・開催時間:9時30分~21時(20時ラストオーダー)
※アルコールの提供は16時から
・開催場所:東京国立博物館 本館前庭特設会場(Googleマップリンク)
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