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実測9時間半駆動!1キロ切りの軽量ノート「Swift 5」を1日リアルに出先で使ってみた

2018年07月19日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトラ ハッチ

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 さて、少し話が反れてしまったが、次にコーヒーショップで時間つぶしを兼ねて、仕事を進めた。最近は、一部の店舗では席にコンセントを用意しているところもあり、Swift 5のACアダプターも一緒に持ち歩くと、バッテリーの節約にもなる。しかし、多くのノートPCではバッテリーが大きく持ち運ぶのが億劫になりがちだが、Swift 5のACアダプターは軽量で小さいため、邪魔になることはまずない。

付属する定格出力45WのACアダプタは、手のひらに簡単に乗るコンパクトサイズ。PCと一緒に持ち歩いても苦にならないサイズなので、ややバッテリーの充電に不安がある時は、鞄に忍ばせておきたい

 また、店内の照明が多少暗い場合でも、Swift 5はキーボードにバックライトLEDが搭載されているため、キー入力で困ることはない。そして、1920×1080ドットという解像度と14型の画面サイズは、ExcelシートやWebサイトを参照しながら原稿を書くという筆者の仕事スタイルにはまさに打ってつけ。仕事が捗ったのは言うまでもない。

 この何かをしながら、ほかのことをするというのはスマートフォンにはできない芸当だ。たとえば、動画視聴やWebブラウジング、それにメールの読み書きなどはスマートフォンでも十分行うことが可能だ。しかし、ビジネス用途など、画像やExcelといった資料を参照したり、動画を流したりしながらほかの作業を進める場合には、やはりノートPCに分があるのは間違いない。また、こうした用途の場合、複数のウィンドウを画面に広げることになるが、Swift 5の画面サイズであれば、手狭に感じることがないというわけである。

コーヒーショップで仕事を進めている様子。Swift 5の操作性のよさもあって、作業はかなり進んだ

 最後に気分転換がてら公園に行き、そこでも仕事をしてみた。スマートフォンでデザリングし、Swift 5をネットにつなげて作業を行なったのだが、少し画面への周りの風景の映り込みが気になるものの、十分快適に作業することができた。今回は携帯しなかったものの、公園のように机が確保できるような環境であれば、マウスを持参してもよいだろう。

公園のテーブルにSwift 5を置いて仕事を進めている場面。平面までディスプレーが倒れるので、他人に画面を見せる場合にも重宝する

 なお、今回、6時間ほど外出していたのだが、バッテリーの減りは40%ほどだった。もちろん、移動時間のすべてでSwift 5を利用していたわけではないが、1日程度の外出であればバッテリーは十分持ちそうだ。もし、それより長い時間、Swift 5を使用したいのであれば、モバイルバッテリーを用意するのも1つの手だろう。特にSwift 5はUSB 3.1 Gen.1(Type-C)ポートを備えており、同ポートから充電することが可能となっている。そのため、AC出力に対応していないモバイルバッテリーであっても、Type-C変換ケーブルさえ用意すれば、USB出力から充電することができる。ただ、モバイルバッテリーがUSB PDという大容量の電源供給規格に対応していなければ充電できないため、そこだけは注意したい。

やはり外で使うにはベストな選択肢
お買い得感もかなり高い

 以上、6時間ほどだが、外で実際にSwift 5を使ってみて、筆者は非常に扱いやすいという印象を受けた。その要因は、Swift 5の筐体の薄さや軽さももちろんなのだが、タッチパネルに対応した14型という広めの画面サイズが、操作性の向上に一役買っていると言ってよいだろう。もし、店頭でSwift 5を見かけたら、一度手に取ってみることをオススメする。その軽さ、薄さに驚きを隠せないと思う。

 前回の記事では、筆者はSwift 5を「持ち運びに優れる製品」と評したが、実際に使ってみて、その印象はさらに強いものとなったのは言うまでもない。MS Office互換ソフトも用意されており、このSwift 5はかなりお買い得感の高いノートPCではないだろうか。

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