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実測9時間半駆動!1キロ切りの軽量ノート「Swift 5」を1日リアルに出先で使ってみた

2018年07月19日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトラ ハッチ

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 エイサーの「Swift 5」(型番:SF514-52T-H58Y/B)は、重量がわずか970gと1kgを切る軽さが魅力的な可搬性に優れた14型ノートPCだ。この軽さに惹かれるユーザーも少なくなく、市場においてかなり注目を集めている。

 Swift 5は本サイトにて一度紹介しているが、その記事で筆者はSwift 5について「外出先で使用したい人にとっては最適な1台」と結論付けた。だが、厳密に言うとその結論は、あくまでもスペックや机上での使用における推察であり、外での使用感が伴ったものではなかった。そこで、Swift 5の外出先での使用感はどうなのか、実際に筆者が原稿執筆という仕事で使って確認してみるというのが、本稿の主旨となる。

軽量かつコンパクト
動画再生でバッテリーは9時間30分持続

 まずは、Swift 5の特徴を簡単に復習しておこう。Swift 5は13.3型というコンパクトな筐体に14型液晶パネルを搭載した製品である。この液晶パネルは1920×1080ドットまでの表示が可能で、このクラスの製品としては十分な解像度を備えている。また、ディスプレーを閉じた状態の厚さが14.9mmと非常に薄い点が特徴で、重量は冒頭で述べたように970gとかなり軽い。持ち運ぶのにまったく苦にならないサイズと重量を実現しているというわけである。

 そして、軽量かつコンパクトなサイズでありながら、CPUには4コア8スレッドタイプの第8世代Coreプロセッサとなる「Core i5-8250U」を採用しており、高いパフォーマンスが期待できる点も見逃せないポイントだ。そのほかの詳細については、前回の記事を参考にしてほしい。

 前回記事化したのは、4ヵ月ほど前のことだが現在の価格は量販店でも15万400円前後、最安であるAmazonで13万5322円とやや安価になっている。Core i5+512GB SSD搭載だと、新機種なら20万円近くになる製品もあることを考えれば、かなりお買い得といえる。

Swift 5(SF514-52T-H58Y/B)の主なスペック
液晶ディスプレー14インチ(1920×1080ドット)
CPUCore i5-8250U(4コア/8スレッド、1.6~3.4GHz)
メモリー8GB(LPDDR3-1866)
ストレージ512GB SSD
無線LANIntel「Dual Band Wireless-AC 7265」(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
サウンドRealtek製High Definition Audio (Dolby Audio Premium搭載)
インターフェースHDMI出力、USB3.1 Type-C、USB3.0×2ほか
公称駆動時間8時間
サイズ/重量329(W)×228(D)×14.9(H)mm/970g
OSWindows 10 Home(64ビット版)
実売価格15万400円前後

 では、前回の記事の補足として、実際に外に持ち出す前にSwift 5のバッテリー持続時間を検証しておきたい。今回は、バッテリーをフルに充電した状態で、YouTubeの4K動画をループ再生し、バッテリーが切れるまでの時間を測定した。なお、輝度設定はバッテリー駆動時のデフォルト設定となる40%で使用している。すると、バッテリーが切れるまで9時間30分かかった。

 これは公称の8時間を1時間30分も超えている。実際には9時間半も動画を見続けるというのは少し考えづらい利用方法だが、ファイルの保存やWebブラウジング、メールの読み書きといったビジネス用途でも、公称の8時間程度の持続時間は期待してよさそうだ。

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