最新スマートフォンをASCII編集部が外観写真とベンチマークテストでチェックする。
LGエレクトロニクスの「LG style L-03K」は、おサイフや防水・防塵に加えてフルHD超えの縦長液晶を搭載するミドルレンジスマホ。ドコモが6月22日に発売、毎月の利用料金が1620円割引となるdocomo with対象機種だ。

おサイフや防水・防塵、ワンセグ対応で
トレンドのフルHD解像度超え縦長液晶を搭載
docomo withは毎月の利用料金から1620円割り引かれるお得なプランだが、対象機種が限定されているのが特徴。これまでスペック的にはエントリー~ミドルレンジのスマホがラインアップされていたが、LG styleはdocomo with対象機種として初のフルHD+解像度の縦長液晶を搭載することがトピック。
おサイフケータイやワンセグ、指紋認証、防水・防塵といったふだん使い系の機能はフル搭載しており、メモリー/ストレージとも4GB/64GBと不満のないスペック。横幅は69mmとコンパクトで、手が小さいユーザーでも操作しやすいのもポイントだ。
下り最大262.5Mbpsのキャリアアグリゲーション通信に加えて、Quad DACの搭載により高品質なハイレゾ再生に対応。バッテリー容量は2890mAhで約35分で約50%まで充電できる急速充電にも対応する。
操作系では背面の指紋センサーをタッチ、スワイプするとセルフィー撮影やスクリーンキャプチャーなどが行えるほか、画面オフ時にディスプレーをダブルタップすると画面がオンになるノックオン機能が便利。
ベンチマーク結果は以下のとおり。Antutu 7は6万点台で、Snapdragon 845搭載のハイエンドスマホのスコアと比較すると1/4程度。処理が重いゲームのプレイは厳しい印象だ。とはいえ、ウェブブラウズや実用系アプリを使うぶんには処理の引っかかりもなく不満はない。先述のとおり、ミドルレンジスマホながらメモリー4GB/ストレージ64GBと容量も十分。「月額料金を抑えてコンパクトな縦長液晶スマホを末永く使いたい」と考えるユーザーにオススメのスマホだ。
LGエレクトロニクス「LG style L-03K」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 約5.5型液晶(18:9) |
画面解像度 | 1080×2160ドット |
サイズ | 約69×144×8.7mm |
重量 | 約146g |
CPU | Snapdragon 450 1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大400GB) |
最大通信速度 | 下り最大262.5Mbps |
OS | Android 8.1 |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア16.2メガ(F値2.2) /イン8メガ(F値1.9) |
バッテリー容量 | 2890mAh |
Felica/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブラック、ホワイト、ブルー |
価格(税込) | 4万176円 |

この連載の記事
-
第8回
スマホ
コンパクトサイズやDSDS対応がうれしいファーウェイのSIMフリー機「HUAWEI P20」 -
第7回
スマホ
割り切って使うなら大アリ! 1万円台で買えてDSDSや3キャリア対応のmoto e5 -
第6回
スマホ
理屈抜きに写真がスゴいLeicaトリプルカメラ搭載スマホ、ドコモ「HUAWEI P20 Pro」 -
第5回
スマホ
握る動作が大幅進化したハイスペックSIMフリー機「HTC U12+」 -
第4回
スマホ
スナドラ845搭載のZenFone 5Zはゲームも得意で死角ナシ -
第2回
スマホ
デュアルカメラやノッチ付き液晶で強化された、人気シリーズの最新モデル「HUAWEI P20 lite」 -
第1回
スマホ
デザインに優れたモトローラの新ミドルハイ機「moto g6 plus」 -
スマホ
最新スマホフォトレポ&ベンチマーク - この連載の一覧へ