エヌ・ティ・ティ・スマートコネクトは5月28日、IaaSサービスブランド「SmartConnet Cloud Platform」の新たなラインナップとして、顧客がハードウェアリソースを直接利用可能な「ベアメタルタイプ」を発表した。提供開始は5月31日。
SmartConnet Cloud Platformは、自分で管理しているサーバーやソフトウェアなどの情報システムを、クラウドに移行する専用型クラウドソリューション。
ベアメタルタイプは、ミドルウェア製品のライセンス条件の問題や、処理性能の問題などにより、仮想化基盤上での動作をさせたくない人、あるいは物理サーバーの調達・運用負荷を削減したいという人に向けたサービス。
サービスは、機器購入などの資産を不要とする、1台単位から月額定額利用が可能で、最低1年間からの試験的運用用途でも利用できる。スモールスタート後、CPUやメモリーなどのパーツごとのスケールアップも可能。
監視や運用保守は同社に任せられるため、現地対応や不具合対応による物理サーバーの運用負荷を軽減できる。電源やケーブル配線などの設計も不要なため簡単に利用できるとしている。
LinuxやWindowsなどインストールするOSも自由に選択でき、VMwareなどを用いた仮想化環境の構成なども選択できる。
料金はベースサーバーの「スタンダード」が初期費用24万8400円で月額12万9600円。「ハイスペック」は初期費用48万6000円で、月額16万2000円。IP-KVM(ベースサーバー操作用)の場合は初期費用5万4000円で、月額1万800円。