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通常の会議室予約や参加者招集と同じようにオンライン会議を開催可能、そのほか「AppSuite」の機能改善も

「desknet's NEO」最新版、誰でも使えるウェブ会議機能を内蔵

2018年05月29日 11時45分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ネオジャパンは2018年5月29日、同社グループウェアの最新版「desknet's NEO バージョン5.0」の提供を開始した。遠隔拠点や外出先の社員など、最大5アカウントが映像/音声で参加できる「ウェブ会議」機能が新たに追加された。desknet's NEOへの組み込み業務アプリがノンプログラミングで開発できる「AppSuite」でも機能改善が行われている。

「desknet's NEO バージョン5.0」の新機能、ウェブ会議の画面。画面端にはチャット欄も備える

 ウェブ会議は、desknet's NEOに組み込まれたオンライン会議機能(オプション機能として販売)。特別なハードウェア/ソフトウェアは必要なく、WebRTC対応の一般的なPCブラウザからすぐに利用できる(スマートフォン/タブレット用アプリも今後リリース予定)。

 desknet's NEOの登録ユーザー全員が利用できる仕組みで、機能もグループウェアに統合されているため誰でも簡単に使えるのが特徴。たとえば「スケジュール」機能や「設備予約」機能を使い、通常の会議室予約や参加者招集と同じようにしてウェブ会議を予約/開催できる。開催時刻になると参加者の画面にはボタンが表示され、ワンクリックでウェブ会議に参加できる。

 1つのウェブ会議(1会議室)には、最大5アカウント(5拠点)まで同時参加できる。PC内蔵カメラ/マイクだけではなく、複数人がいる会議室などでは外部接続したカメラ/マイクに切り替えることも可能。そのほか、画面共有、参加者間でのファイル共有、複数画面レイアウトの切り替えといった基本機能を備える。画面脇にはチャットも統合されており、外出先で声が出せない参加者がテキストで参加したり、議事録を書き込んでデータをエクスポートしたりすることもできる。

desknet's NEO「ウェブ会議」の利用イメージ。最大5アカウント(5拠点)をつなぐことができる

 そのほかにも今回のバージョンアップでは、スケジュールや電子会議室、プロジェクト管理といったグループウェアの既存機能、業務アプリ開発ツールのAppSuiteでも多数の機能改善が行われている。

 desknet's NEO バージョン5.0はパッケージ版(オンプレミス版)、クラウド版の2形態で提供される。価格(税抜)は、パッケージ版スモールライセンスが5ユーザー/3万9800円から、同 エンタープライズライセンスが300ユーザー150万円から。クラウド版は1ユーザー/月額400円。

 またウェブ会議機能はオプションで、1会議室単位での販売。複数のウェブ会議を同時開催するためには、追加ライセンスの購入が必要となる(最大で10会議室まで拡張可能)。価格はパッケージ版(買い切りライセンス)が1会議室あたり10万円。クラウド版の価格は6月19日の提供開始時に発表する。

desknet's NEO バージョン5.0のポータル画面

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