ハンヴィーのバッテリーは12V×2個
ハンヴィーの電装系は24Vです。トラックと同じですが、これはディーゼルエンジンの圧縮比が高く、ガソリンエンジンよりパワフルなスターターモーターを回さなくてはならないため。24Vのバッテリーがあるわけではなくて、12Vを2個直列に繋いで使用します。電圧も倍ですがお値段も倍。自動車用バッテリーも大きくなるとそこそこ高いので、なかなか痛い出費です。
購入したバッテリーの型番は95D26Rと95D26L。自動車用バッテリーの型番はJISで決められていて、最初の95は容量や始動性能を元にした性能値。26から245まで42段階あります。次のDはバッテリーの幅と高さ。AからHまで8種類あって、Dは幅173mm×高さ204mmになります。次の26は長さで26cm。最後のRとLは端子の付き方です。+極がある側の幅面(短い側面)を手前にしたとき、端子が右側に並ぶのがR、左側に並ぶのがLになります。
2個を直列につなぐということは片方のーにもう片方の+をつなぐわけですが、端子が同じ側にあると接続配線を斜めにしなくてはなりません。端子が逆に付いたバッテリーを組み合わせることで、配線が真っ直ぐになります。
バッテリーは助手席の下にセットされているので、交換作業をするにはまずシートを外します。
Sharkバッテリーは取っ手が付いていました。これが意外というかかなり便利で、運ぶときの楽さが全然違います。
というわけでバッテリーを交換してみたところ、最初の写真のとおり、予熱時にもぎりぎりイエローに収まるようになりました。これで一安心と言いたいところですが、始動時はよくなったものの、アイドリングしているときの針の位置が交換直後より下がってきてしまいました。むむむ。
これはやっぱり充電系かメーターがおかしいのかも……。
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