インテルから第8世代Coreプロセッサー(Coffee Lake-S)の新モデルと新チップセットが発表された。これまでIntel Z370のみであったCoffee Lake-S対応チップセットH370、B360、H310が加わり、自作PCの構成の自由度が高まっている。
この特集では、各マザーボードメーカーの独自機能と注目モデルを紹介していこう。第3回はGIGABYTEを取り上げる。同社がこのタイミングで投入するH370/B360/H310チップセット搭載モデルは5製品と少なめだが、少数精鋭で売れ筋にフォーカスしたラインナップとなっている。
AORUSブランドの全部入りマザーを投入
GIGABYTEのH370/B360/H310チップセットモデルは、ハイエンドゲーミングブランド「AORUS」シリーズのモデルを1製品、スタンダードのUltra Durableシリーズのモデルを4製品展開する。
AORUSは同社が2017年から特に力を入れている総合ゲーミングシリーズで、エジプト神話の神「Horus(ホルス)」と一番を示す「A」の組み合わせに由来し、「多彩な装備」をもつ「最高」のゲーミングブランドという意味がこめられている。
AORUSブランドの大きな特徴の1つが、派手なRGB LED機能「RGB Fusion」。チップセットヒートシンクやオーディオ部分などに加えて、メモリーソケットや独自のオーバーレイパーツを含めてとにかく派手に光る。
この連載の記事
-
第4回
マザーボード
従来路線を継承しつつ電源回路を強化したMSIマザー -
第2回
マザーボード
新シリーズを加えゲーマー向けのラインナップを強化するASUSマザー -
第1回
デジタル
メインストリームでも高耐久設計を採用するASRockマザー -
マザーボード
H370/B360マザーのおすすめはこれだ! - この連載の一覧へ