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~ガジェット大好きな人たちによる年間最優秀製品決定戦~

いま一番俺たちが欲しいものを決める!! ASCII BEST of BESTBUY AWARD 2017

2018年04月01日 08時00分更新

文● ASCII

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ポータブルオーディオ部門

 2017年は、完全ワイヤレスイヤフォンが大手各社からも発売となり、大きな注目を浴びました。まだ接続性などに課題がありますが、ソニー株式会社はNCなどを含む多機能をウリにしており、このあたりが支持されたのだと思います。Bluetoothに関しては引き続き関心が高く、ハイレゾ音源では11.2MHzのDSDやMQAなど新しいフォーマットが生まれました。こういった状況を踏まえた機能、使い勝手、そして重要な音質の条件を見たした3製品が揃った印象です(副編集長 小林久)。

「WF-1000X」(ソニー株式会社)

「SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker」(ボーズ株式会社)

「NW-ZX300」(ソニー株式会社)

ポータブルオーディオ部門
金賞 WF-1000X ソニー株式会社
銀賞 SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker ボーズ株式会社
銅賞 NW-ZX300 ソニー株式会社

デジタルカメラ部門

 上位3モデルがすべて「ミラーレス」であったというのは、時代をとてもよく表していると思います。AF速度とEVFの向上によって、一眼レフである必要がなくなりました。

 トップとなった「α7R III」(ソニー株式会社)はやはり「お高いですけど、いちばん欲っし~」カメラですよね。そして、「LUMIX DC-GH5」(パナソニック株式会社)も最強スペックで人気があり、すでに上位の「LUMIX HG5S」と静止画モデルの「LUMIX DMC-G9 PRO」が発売となっています。キヤノン株式会社も本気で「EOS M」シリーズを増強してくれると、ミラーレスによる新たなカメラの世界が開けてきそうで楽しみですね……(週刊アスキー編集長 宮野友彦)。

「α7R III」(ソニー株式会社)

「LUMIX DC-GH5」(パナソニック株式会社)

「EOS M6」(キヤノン株式会社)

デジタルカメラ部門
金賞 α7R III ソニー株式会社
銀賞 LUMIX DC-GH5 パナソニック株式会社
銅賞 EOS M6 キヤノン株式会社

VR HMD部門

 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2016年10月に発売した「PlayStation VR」(PS VR)は、コンシューマーゲーム機対応としては初のVRデバイス。他のVRヘッドセットではプレイできない、国内大手メーカーが手掛けるVRゲームが遊べるという強みがあるため、金賞評価に。

 HTC NIPPON株式会社の「VIVE」は、最も早くVR空間を歩ける「ルームスケール」に対応。高いトラッキング精度、ユーザビリティー、量販店でも購入できる入手性などは、他のPC用VRヘッドセットにはない特長です。「Oculus Rift」(Oculus)は、解像度の数値では図れない最も高い視認性、リアルな手の動きを再現する専用コントローラー「Oculus Touch」の体験度の高さは、まだまだ特筆すべき魅力といえます(VR担当 ジサトラハッチ)。

「PlayStation VR」(株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

「VIVE」(HTC NIPPON株式会社)

「Oculus Rift」(Oculus)

VR HMD部門
金賞 PlayStation VR 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
銀賞 VIVE HTC NIPPON株式会社
銅賞 Oculus Rift Oculus

セキュリティ部門

 セキュリティ部門の金賞は、「ウイルスバスター for Home Network」(トレンドマイクロ株式会社)。家庭内のルーターに有線LANで接続することで、ネットワーク内のネット家電やIoT機器を含め丸ごと保護できるというスグレモノ。

 銀賞の「カスペルスキー セキュリティ」(株式会社カスペルスキー)、銅賞の「ノートン セキュリティ プレミアム」(株式会社シマンテック)は、定番的な製品が評価された結果といえます。「カスペルスキー セキュリティ」(株式会社カスペルスキー)は動作が軽い点、また「ノートン セキュリティ プレミアム」(株式会社シマンテック)はクラウドバックアップ機能によりランサムウェア対策をサポートしているなど、どちらも性能以外の特徴でも根強い支持を受けています(編集部 ハイサイ比嘉)。

「ウイルスバスター for Home Network」(トレンドマイクロ株式会社)

「カスペルスキー セキュリティ」(株式会社カスペルスキー)

「ノートン セキュリティ プレミアム」(株式会社シマンテック)

セキュリティ部門
金賞 ウイルスバスター for Home Network トレンドマイクロ株式会社
銀賞 カスペルスキー セキュリティ 株式会社カスペルスキー
銅賞 ノートン セキュリティ プレミアム 株式会社シマンテック

無線LAN部門

 無線LAN部門は、金賞がハイエンド製品かつ高価格帯の「Aterm WG2600HP2」(NECプラットフォームズ株式会社)、銀賞がリーズナブルな価格で人気の「WHR-1166DHP4」(株式会社バッファロー)、銅賞は、先の2製品の中間に位置する「RT-AC65U」(ASUS JAPAN株式会社)。現在、ほとんどの無線LAN製品で高速なWi-Fi規格11acをサポートするようになっており、格安モデルから高機能モデルまで予算に合わせて選びやすい状況となっています。今回の受賞製品は、その傾向を如実に表しているといえるでしょう(編集部 ハイサイ比嘉)。

「Aterm WG2600HP2」(NECプラットフォームズ株式会社)

「WHR-1166DHP4」(株式会社バッファロー)

「RT-AC65U」(ASUS JAPAN株式会社)

無線LAN部門
金賞 Aterm WG2600HP2 NECプラットフォームズ株式会社
銀賞 WHR-1166DHP4 株式会社バッファロー
銅賞 RT-AC65U ASUS JAPAN株式会社

ディスプレー・映像機器部門

 2017年のディスプレー製品の特徴は、4K Ultra HD(3840×2160ドット)やWQHD(2560×1440ドット)という高解像度、さらにHDRに対応しながら、手に入れやすい価格帯のディスプレーが台頭したこと。フルHD(1920×1080ドット)製品では、高いリフレッシュレートなどの機能を備えゲームプレイに向いた製品が注目されました。

 その流れを受けて、デジタルシネマ規格「DCI-P3」をサポートするHDR10対応4K製品として話題になった「32UD99-W」(LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社)が金賞を受賞。さらに銀賞は、sRGB約99.9%サポートをうたうHDR10対応4K製品の「デジタルハイエンドシリーズ U2718Q 27インチ 4Kモニタ」(デル株式会社)となっています。銅賞の「ROG SWIFT PG258Q」(ASUS JAPAN株式会社)は、G-SYNC対応でリフレッシュレート240Hzという3Dゲームに最適な機能を備えている製品です(編集部 ハイサイ比嘉)。

「32UD99-W」(LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社)

「デジタルハイエンドシリーズ U2718Q 27インチ 4Kモニタ」(デル株式会社)

「ROG SWIFT PG258Q」(ASUS JAPAN株式会社)

ディスプレー・映像機器部門
金賞 32UD99-W LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社
銀賞 デジタルハイエンドシリーズ U2718Q 27インチ 4Kモニタ デル株式会社
銅賞 ROG SWIFT PG258Q ASUS JAPAN株式会社

入力デバイス部門

 静電容量無接点方式キーボードといえば「REALFORCE」(東プレ株式会社)です。愛用者が非常に多いこのシリーズに、16年ぶりの第2世代モデル「REALFORCE R2」が登場したのは大きな衝撃でした。ユーザーの期待や評価がそのまま金賞の受賞につながったのでしょう。

 「MX MASTER 2S ワイヤレス マウス」(株式会社ロジクール)は、ひとつのマウスで3台のパソコンをコントロールでき、パソコン間でコピー&ペーストできるユニークな機能がポイントです。ロジクールの最上位モデルということで高級感と実用性もバッチリです。ロジクール7年ぶりのトラックボールの新製品が「ワイヤレストラックボール MX ERGO」(株式会社ロジクール)です。1万円を超える製品にもかかわらず銅賞ということで、まだまだトラックボールに根強いファンがいることがうかがえます(ASCII編集部 北村明弘)。

「REALFORCE R2」(東プレ株式会社)

「MX MASTER 2S ワイヤレス マウス」(株式会社ロジクール)

「ワイヤレストラックボール MX ERGO」(株式会社ロジクール)

入力デバイス部門
金賞 REALFORCE R2 東プレ株式会社
銀賞 MX MASTER 2S ワイヤレス マウス 株式会社ロジクール
銅賞 ワイヤレストラックボール MX ERGO 株式会社ロジクール

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