~ガジェット大好きな人たちによる年間最優秀製品決定戦~
いま一番俺たちが欲しいものを決める!! ASCII BEST of BESTBUY AWARD 2017
2018年04月01日 08時00分更新
スマートウォッチ部門
まったく異なるタイプの製品が、選出されたスマートウォッチ部門。発売された製品が多様化し、さらにユーザーにも受け入れられた結果といえるでしょう。
金賞を受賞したApple Japan合同会社の「Apple Watch Series 3」(GPS+Cellularモデル)は、現在流通しているモデルの中では唯一の単独で通話ができるスマートウォッチ。アップルユーザーの期待と評価を一身に受けた結果でしょう。
銀賞を受賞した「PRO TREK Smart」(カシオ計算機株式会社)は、タフな筐体に地図を直接保存することで、電波が届かない場所でも機能を利用できるという独自仕様が評価されたのでしょう。
銅賞を受賞したシチズン時計株式会社「エコ・ドライブ Bluetooth」は、同社がこれまで得意としてきた光で発電する技術エコ・ドライブを発展の発展系。スマートフォンの通知表示機能を付加することで、充電ケーブルの持ち運びを不要にした画期的なスマートウォッチというポイントが評価につながったと考えます(アスキースマホ総研 エリコ)。
スマートウォッチ部門 | ||
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金賞 | Apple Watch Series 3(GPS+Cellularモデル) | Apple Japan合同会社 |
銀賞 | PRO TREK Smart | カシオ計算機株式会社 |
銅賞 | エコ・ドライブ Bluetooth | シチズン時計株式会社 |
タブレット部門
タブレット部門の金賞はApple Japan合同会社「10.5インチ iPad Pro」、銀賞は「12.9インチ iPad Pro」と高価格帯の製品が獲得。銅賞は、華為技術日本株式会社(ファーウェイ)のAndroidタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite」です。
「10.5インチ iPad Pro」「12.9インチ iPad Pro」の受賞理由は、製品自体のデキの良さに加えて、クリエイターなどから注目度が高い「Apple Pencil」が利用できる点も大きいでしょう。「HUAWEI MediaPad M3 Lite」は、低価格帯ながら最新OSのAndroid 7.0搭載、8インチという手頃なサイズ、1920×1200ドットという高い画面解像度など、エンタメコンテンツを楽しみやすい点が評価につながったものと考えられます。
タブレット部門 | ||
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金賞 | 10.5インチ iPad Pro | Apple Japan合同会社 |
銀賞 | 12.9インチ iPad Pro | Apple Japan合同会社 |
銅賞 | HUAWEI MediaPad M3 Lite | 華為技術日本株式会社 |
プレミアムモバイルPC部門
時期的に第7世代Core搭載のプレミアムモバイルPCが多かったのですが、やはり人気のある「Surface Pro」(日本マイクロソフト株式会社)がトップでしたね。Macユーザーはもちろん「MacBook」(Apple Japan合同会社)しかないですし。そして実力派の「Let's note RZ6」(パナソニック株式会社)はLTE搭載モデルが人気だそうです。自分としては「ZenBook Pro」や「Razer Blade」といった、ほかより速いマシンも注目してほしいところでございます。
VAIOシリーズも「XPS 13」も新世代になっており、「ThinkPad X1」も2018年モデルが登場。これから買うなら、第8世代CoreとHDRディスプレイを搭載した狭額縁でType-CのPD対応搭載モデルがゼッタイにオススメだよ~ん(週刊アスキー編集長 宮野友彦)。
プレミアムモバイルPC部門 | ||
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金賞 | Surface Pro | 日本マイクロソフト株式会社 |
銀賞 | MacBook | Apple Japan合同会社 |
銅賞 | Let's note RZ6 | パナソニック株式会社 |
ハイエンドPC部門
160万円のフルスペック「iMac Pro」(Apple Japan合同会社)をヒカキンさんが購入したとの話の通り、「iMac Pro」の金賞受賞は夢を与えるハイエンドPC部門にふさわしい結果だと思います。銀賞の「Surface Book 2」(13.5インチ、日本マイクロソフト株式会社)についても同じ方向性が感じられます。それを使いこなしたいクリエイティブな自分を投影できるマシンであるということも大事。採算の取りにくいラインのこの手のプロダクトを出せるメーカーは減少傾向にありますが、重要な取り組みといえます。
銅賞の「GALLERIA ZZ」(株式会社サードウェーブ)はパソコンに求める「実用性」という部分で票が集まった印象があり、特に若年層に買いやすい分割払いの強調など、これからのPCの販売手法に一石を投じたものとして納得の結果といえるのではないでしょうか(副編集長 ジサトラカクッチ)。
ハイエンドPC | ||
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金賞 | iMac Pro | Apple Japan合同会社 |
銀賞 | Surface Book 2(13 インチ) | 日本マイクロソフト株式会社 |
銅賞 | GALLERIA ZZ | 株式会社サードウェーブ |
生活家電部門
生活家電部門は「定番人気」「新ジャンル」「トレンド」の3つがキーワードとなりました。見事金賞を獲得したダイソン株式会社は、定番人気のスティック掃除機を手ごろな価格におさえたことでブランド力の強さを見せつけています。
銀賞に選ばれたパナソニック株式会社は、定番ではなく新ジャンル。同社100周年記念で開発した「ロティサリーグリル」という新たな製品分野が評価されました。銅賞の象印マホービン株式会社は、共働き世帯の家電トレンド「自動調理」を進化させたことが評価につながっています。
共通しているのは趣味的な性能と価格。実売5〜6万円で暮らしがガラッと変わるのではないかという期待感が購買意欲を支えているのではないでしょうか(家電担当 盛田)。
生活家電部門 | ||
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金賞 | Dyson V7 Fluffy | ダイソン株式会社 |
銀賞 | ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100 | パナソニック株式会社 |
銅賞 | 自動圧力IHなべ 煮込み自慢 EL-MB30 | 象印マホービン株式会社 |
テレビ部門
テレビ部門の上位モデルは、ソニー株式会社とパナソニック株式会社が有機ELテレビで、シャープ株式会社は8K液晶テレビであり、画質の面で優れたモデルが選ばれた傾向です。有機ELテレビはソニー株式会社、パナソニック株式会社、東芝映像ソリューション株式会社、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社の4社がリリースしていますが、金賞となったソニー株式会社「A1」は、画面自体を揺らしてスピーカーとする「アコースティック サーフェス」により、1枚板のようなシンプルなデザインを実現できたのが高評価だったのでしょう。
銅賞となったパナソニック株式会社「EZ1000」も同社オーディオブランド「Technics」の名を冠した高音質設計が特徴的で、映像だけでなく音のクオリティーも重視されたのではないでしょうか。銀賞のシャープ株式会社「X500」は、今年末に実用サービスがはじまる8K放送を先取りしたモデルで、ある意味憧れの存在。今後年末に向け、8Kテレビはさらに増えていくと思いますが、その圧倒的な解像感を体験できる唯一の機種だったのが高評価を得た理由でしょう(AV担当 ハシモト)。
テレビ部門 | ||
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金賞 | BRAVIA KJ-55A1 | ソニー株式会社 |
銀賞 | AQUOS LC70X500 | シャープ株式会社 |
銅賞 | VIERA TH-65EZ1000 | パナソニック株式会社 |