アドビシステムズは3月23日、公式ブログで無料スキャンアプリ「Adobe Scan」のアップデートを明らかにした。
Adobe Scanは、OCR(テキスト認識機能)や文書検索など強力なスキャン機能を搭載。iPhoneとAndroidに対応する。昨年6月にリリース以降、730万回以上ダウンロードで、月間アクティブユーザー数は230万人を記録したという。
今回のアップデートでは「Adobe Acrobat DC」や「Adobe Photoshop」などを使わずに、スキャンしたデータの追加や削除、並べ替えができるようになった。また、アプリ内でAdobe Document Cloudで保存したPDFデータのトリミングや画像補正などが可能になった。
そのほか、アドビの機械学習プラットフォーム「Adobe Sensei」を活用して、撮影場面の光度に合わせたスキャンができるようになり、トリミングと画像補正の精度が向上。暗い場所でスキャンすると、自動的にライトが点灯する機能も追加した。