3月20日、ヤフー傘下のファーストサーバはソフトバンクの完全子会社になることを発表した。ヤフーが保有する発行済み株式はすべてソフトバンクに譲渡され、同日付けで株主が変更になる。今後の計画については、「ソフトバンクの強みと、ファーストサーバが強みとしている中小企業領域でのビジネス基盤と、オープンソース技術力を最大限に活用し、中小企業のビジネスを加速させるクラウドサービスを提供して参ります」とコメントしている。
また、同じくヤフー傘下のIDCフロンティアも、2018年5月1日付けで株主がソフトバンクに変更になり、代表取締役社長もソフトバンクの鈴木 勝久氏が就任する予定。今後の計画については、「ソフトバンクの法人向けデータセンター・クラウド事業の中核を担う会社として、拠点数の拡大とともに、互いに培われた開発力を融合し、サービスラインアップの充実、運用の効率化を推進することが可能になる予定です。これにより国内における両事業をソフトバンクとともにけん引してまいります」とコメントしている。
なお両社とも同じソフトバンクグループのヤフーとは、今後も業務上の協力関係を継続するという。