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スマホ界の超タフガイ、CATスマホの新製品「CAT S41」国内登場

2018年03月14日 15時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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CATブランドの超絶タフネススマホが
パワーアップして帰ってきた!

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、CATブランドのSIMフリースマホ「S41」を3月中旬から発売すると発表した。予想実売価格は税抜6万5000円前後。

 ASCII編集部では一足早く実機に触れる機会があったので、フォトレポを含めて、その特長を紹介する。

裏面に燦然と輝くCATロゴ

 S41は昨年発売されたS40の後継機種。IP68の防水・防塵はもちろん、米国防総省調達基準のMIL仕様のテストをクリア。マイナス25~55度の過酷な状況下や、手袋を付けたまま、濡れた指のまま仕様できるなど、屋外で仕事をするプロはもちろん、アウトドアでも幅広く利用できる。

本体は220gとのことで、さすがにズッシリという感がある。質実剛健という言葉が似合いすぎる

 スマホとしてのスペックではエントリークラスだったS40からは性能面も大きく強化。ディスプレーはフルHD解像度(1080×1920ドット)の5型IPS液晶、SoCにMediaTek「MTK6757」(2.3GHz、オクタコア)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBとミドルクラスの性能を持つ。ネットワークについても、LTEの対応バンドは1/3/8/9/19/28/41と、MVNOを含むドコモSIMが不満無く利用できるものとなっている。大容量バッテリーも本機の特長で、容量は5000mAh。バッテリーシェア機能によりモバイルバッテリーとしての役割も果たせる(付属のOTGケーブルを用いる)。

ハードキーは右側に配置されているが、黄色のProgrammable Keyは左側

こう見ると、ほかのスマホに比べて厚みがかなりある

 またCATスマホの特徴である“Programmable Key”はS41でも健在。ユーザーが設定した特定のアプリなどを長押しや短押しで一発起動できる。

 建設工事の現場などビジネス向けに思われそうだが、量販店などで販売される予定とのことで、誰でも手にすることができる。スマホとしてのスペックはまずまず十分なもので、本体サイズもジーンズのポケットに入る範囲内。スマホをよく壊すという人は、ぜひ購入候補に入れてほしい。

イヤホンジャックとUSB端子はキャップありきの防水

Programmable Keyを使えば画面を触らずにアプリ起動などが可能

SIMスロットが2つあるが、4G+3GのDSDS対応ではない(4G+2Gでは使える)。microSDスロットが独立しているのはウレシイ

ディスプレーのガラスも頑丈なゴリラガラス5を採用

下部のハードキーは手袋などを付けても押しやすいように、ディスプレーより高くなっている

カメラ性能はごくごく標準的

Google Play以外にも、独自のApp Storeがあり、アウトドア系や作業系のアプリがダウンロードできる

カメラは1300万画素とそれなりのクオリティーで撮影できる

カメラの設定項目は超シンプル

Programmable Keyの設定画面。ボタンの長押しや短押しで起動できるアプリを決めておくと便利

長押しなど以外にはPITモードや水中モードがある。活躍する場所は選ばない

タフネスカバーを付けたiPhone Xとほぼ同じ寸法だった。S41ならカバーを買う必要もない

  CAT S41
価格 オープン(税抜約6万5000円)
ディスプレー 5型IPS液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 75×152×12.95mm
重量 220g
CPU MediaTek MTK6757
(オクタコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部メモリー microSDHC(最大128GB)
OS Android 7.0
対応バンド LTE:1/3/8/9/19/28/41
W-CDMA:1/8/9/19、4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11n(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:13メガ/イン:8メガ
バッテリー容量 5000mAh
防水/防塵 ○/○(IP68)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 microUSB
カラバリ ブラック

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