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Xperia XZ Premiumロングランレポート 第36回

最新モデルのXperia XZ2とXperia XZ Premiumを並べた!

2018年03月08日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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 今年もバルセロナで開催された「MWC 2018」の取材に行ってきました。「Xperia XZ Premium(SO-04J)」ユーザーとしては、ソニーモバイルの新モデルが気になるところ。今回発表されたのは「Xperia XZ2/XZ2 Compact」。XZ1シリーズからカメラ機能が強化され、背面デザインも一新されました。

Xperia XZ2(左)と筆者のXperia XZ Premium(右)

 ディスプレーサイズはXperia XZ2が5.7型でXperia XZ Premiumは5.5型。数値的にはXperia XZ2のほうが大きいのですが、XZ2のアスペクト比は18:9のため、見た目はほぼ同じ。Xperia XZ2のほうが横幅は逆にスリムになっています。

インチ数はXZ2のほうが大きいものの、横幅はXZ Premiumのほうがある

 また大きく変わっているのが指紋認証センサーの位置。本体側面から背面へと移動しています。本体側面にあると、テーブルなどに置いているときでもサッと解除できるので便利ですが、意外と認証ミスも多くパターンなどでロック解除することも多くあります。認証率があがっているのなら、背面でもアリかなと思います。

いちばん印象が変わったのが背面

カメラボタンは健在。電源ボタンはどうせなら以前の丸型に戻してほしかった

 そのほかの相違点は、イヤホンジャックが廃止されていること。本体にはType-Cからの変換コネクターが同梱されるそうなので、従来のイヤホンも使えるため一応は安心です。ただ外部マイクなどType-C対応のアクセサリーはまだまだ普及していないので、iPhoneのLightningと同じように、Type-Cに直接挿せる周辺機器が増えることを期待したいです。

本体上部にイヤホンジャックはなく、SIMとmicroSDのスロットになっている

上下のベゼルも以前よりは狭くなっている

 個人的にXperia XZ2に嫉妬するポイントは、3Dクリエイターの機能がインカメラでも使えるようになっているところ。Xperia XZ Premiumでは背面のアウトカメラしか対応していないので、自撮り気分で自分の3Dスキャンができません。

 ソニーモバイルによると、カメラなどのハードウェアに依存した機能アップではなく、ソフトウェアによるものとのこと。ということはXperia XZ Premiumでも可能性はあるわけですよね。現地でソニーモバイルに、アップデートでXperia XZ Premiumでもインカメラの3Dクリエイターが使えるようお願いしておきました。

インカメラの3Dクリエイターは、Xperia XZ Premiumでも使いたい!

 かなり魅力的なモデルに仕上がったXperia XZ2ですが、同時に発表された二眼仕様の新カメラ技術も気になるところ。どうやら次期Premiumモデルに搭載されそうなので、Xperia XZ Premiumからの買い換えは、そのモデルを待ってからになりそうです。

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