ウェザーニューズは3月5日、関東全域、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、長崎県、宮崎県の1都12県で基準を超える花粉の飛散を観測し、当該の都県で本格花粉シーズンに突入したことを発表した。
東京都の本格花粉シーズンの開始時期は、断続的に流れ込んだ強い寒気の影響で、昨年より16日遅く、平年(2008年〜2017年平均)より10日遅い開始になったという。
3月は一時的に寒さが戻る日もあるが、気温は平年並か平年より高い傾向になると予想。そのため、花粉シーズンに入っている地域を中心に、続々とスギ花粉の飛散が本格化していくと予測している。なお、西・東日本の広範囲で飛散ピークを迎えるのは、スギ花粉は3月下旬にかけて、ヒノキ花粉は3月下旬〜4月中旬という予想だ。
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトの「花粉 Ch.」 を使えば、花粉観測機「ポールンロボ」がリアルタイム観測した花粉データや1時間ごとの飛散予報が見られる。