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こういうの欲しかった! 13.3インチモデルなら900g台で27時間駆動、急速充電にも対応

LG gramは、すべてをあきらめない人への選択肢

2018年03月15日 19時30分更新

文● 山田祥平/ASCII

提供: LGエレクトロニクス・ジャパン

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これは「良いものだ」と、素直に思える1台

 実際、LG gramは「これ、良くない?」と人におすすめできる1台だと思う。

 その理由は大きく3つある。

 1つめは、インパクトがあり、スリムでおしゃれなデザイン
 2つめに、長時間駆動な上に急速充電が可能とバッテリー周りの設計が秀逸
 3つめに、それほど無理をしなくても手が届く価格だ。

 まずは1つめのデザインについて。

 マット基調のホワイトモデルは、それだけで目を引く印象だけど、実物を見てみると、実はどんな風景にもマッチしそうなデザインなのだ。

 大学生あたりだと、コーヒーショップで取り出して使えるかどうかは選択基準として重要な気がするけど、モバイルノートに多いブラックやシルバーのモデルと比べ、自己主張があるし、周囲の人に「おっ」と思わせるインパクトもある。しかも、スリムで、傍から見ても結構おしゃれなのではないだろうか。

 もちろん、オフィスやリビングでも、存在感はあるけど違和感は感じない絶妙なデザインだと思う。

 ボディーはマグネシウム合金製なのだが、マットな質感から金属とは思えないような手触り。それでも、プラスチックのような軽薄な印象はなく、手に持った感触が心地いい。

マットな質感のボディーはあまり金属感を感じさせない

 13.3インチモデルで重量は965g。実際に持ってみると非常に軽い。

 全体的にフラットな構造で、書類や雑誌などを併せ持っても、変に曲面ができたりせず、書類や雑誌と一緒に束ねて持っても楽に保持できる。

 サイズは305.9×211.8mmと、A4サイズ用紙よりやや大きめで、A4サイズの紙を入れるクリアファイルよりは小さい。カバンに入れる際にも、雑誌1冊入れる程度のスペースがあれば収まるので、常に持ち歩くモバイルノートとしてはかなり優秀。

雑誌やA4書類と共に持っても邪魔にならないサイズ感

 キーボード周りもオフホワイトで統一されていて、開いた際にもおしゃれ感は崩れない。しかも、このサイズ感ながら、キーピッチは狭すぎず打鍵もしやすい。ややペチペチとした印象があるが、しっかり打鍵感があり、タイピングの際にカチャカチャとした音がせず快適。

どのキーにも自然に指が届くキーレイアウトで、女性の小さな手でも打ち辛さは感じないだろう

 ベゼル部分はブラック仕様だが、狭額設計であり、ディスプレー部との一体感があって悪くない。ディスプレー下のLGのロゴはやや主張が強すぎる気がしないでもないけど(笑)。ただ、その代わり天面にはLGのロゴがなく、シルバーの「gram」ロゴのみですっきりとしたデザインに仕上がっている。

狭額ベゼルのおかげで、ディスプレーは実際よりも広く感じる

 ひとつ難点を挙げるとするなら、グレアタイプであるディスプレー部の反射が強く、そのままでは映り込みが激しくて屋外での利用には向かない。この点は保護シートなどを貼ることで対策をしたいところだ。

27時間駆動で1日中使える相棒

 2つめの電源周りについて。

 バッテリー駆動時間がフル充電で27時間ととても電池持ちが良い。

 就寝前に充電しておけば、翌朝、満充電の状態で持って出て、会社や出先で利用しても、家に帰ってベッドに入るまで使える。

 これだけ長く使えると充電することも忘れてしまいそうだ。その点も抜かりがない。充電に関しても優秀で、急速充電が可能になっているからだ。

 その性能は、13.3インチモデルであれば、20分間の充電で約4時間半、1時間充電すれば約13時間40分も使えるというもの。たとえば午前から午後までみっちり、訪問先のプレゼンや打合せなどで利用して、電池がすっからかんになっても、移動中にコーヒーブレイクする場所を探して、AC電源に20~30分充電すれば、次の訪問先での会議には十分だ。その間は、立ち寄ったカフェでコーヒーでも飲みながら、次の打ち合わせの作戦でも練っておけばいい。

 見逃しがちだが、長時間使える=ACアダプターを持ち歩く機会を減らせるということだ。つまり手荷物の軽量化にも一役買っている。もうひとつ嬉しいのは、万が一ACアダプターのない状態で、出先で電池が切れてしまった!という場合でも、悲惨な気持ちにならなくて済むこと。

 本体左側面に搭載されたUSB Type-CポートがUSB Power Delivery(USB PD)に対応しており、モバイルバッテリーなどからの充電も可能なのだ。まさに電池切れとはほぼ無縁のモバイルライフを約束された製品と言える。

 電源周りでもうひとつ特長を挙げておくとするなら、ファンクションキーからいつでも呼び出せる「LG Control Center」というユーティリティーの存在がとても重宝する。

 先ほどのUSB PDの給電設定はもちろんのこと、暗所での利用時にキーボードを見やすくするバックライトの切り替えや、ローバッテリー時の動作モード、ディスプレーの輝度設定などを、わざわざWindows OSの設定を呼び出すまでもなく変更でき、非常に便利だ。

ファンクションキーですぐ呼び出せる「LG Control Center」

ベッドサイドでの利用もバックライトキーで安心

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