このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

高い信頼性でコスパ良し! ManliのGeForce GTX 1070 Tiボードに要注目

2018年01月30日 17時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●ジサトラショータ

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

今が旬のGeForce GTX 1070 Tiボード

 2017年後半、NVIDIAからPascal世代の凖ハイエンドGPU「GeForce GTX 1070 Ti」が発表され、搭載グラフィックスボードが市場に続々と登場している。このGeForce GTX 1070 Tiは、従来GeForce GTX 1070の上位にあたるモデルで、GeForce GTX 1080との中間に位置するGPUだ。AMDの「Radeon RX Vega 56」に対抗する狙いがあると思われるが、スペック的にはGTX 1070よりもGTX 1080に近いため、お得感が高くなっている。

 さて、GeForce GTX 1070 Ti搭載カードのGPUの周波数はどれも横並びで、メーカーが独自にGPUの動作クロックを引き上げた「OCモデル」は存在しない。OCしてしまうと性能面でGeForce GTX 1080を脅かしてしまうためとも言われているが、AMD対抗という事情もあり、定格の状態で競争力のあるパフォーマンスを持っていることが理由の1つではあるだろう。

 「OCモデルがないなら手動OCで」と考えるユーザーもいれば、「保証外になる手動OCはちょっと……安定して動けば十分なのでコスパの良いものを」と考えるユーザーもいるはず。Manliから登場した「M-NGTX1070TI/5RGHDPPP-F378G」は、後者の選択肢としておすすめのモデルだ。リーズナブルなGeForce GTX 1070 Tiボードだが、3連ファンのオリジナルクーラー搭載の堅実設計、国内代理店2年保証などがセールスポイント。この記事ではその内容を、じっくりみていこう。

Manliから登場した3連ファン搭載のGeForce GTX1070 Tiカード「M-NGTX1070TI/5RGHDPPP-F378G」。実売価格6万8000円前後。

『M-NGTX1070TI/5RGHDPPP-F378G』の主なスペック
搭載GPUGeForce GTX 1070 Ti
CUDAコア2432基
GPUベースクロック1607MHz
GPUブーストクロック1683MHz
メモリーGDDR5
メモリー転送レート8Gbps
メモリーバス幅256bit
メモリー帯域256GB/s
インターフェースDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b、DVI(デュアルリンク)
最大デジタル解像度7680×4320@60Hz
カードサイズ307×126×42mm
高さ2スロット
補助電源コネクター8ピン×1
消費電力180W
最大GPU温度94℃

香港の気鋭ブランド「Manli」

 Manli(Manli Technology Group.Ltd)は、香港に拠点を置くPCパーツメーカーだ。日本ではまだあまりなじみがないかもしれないが、設立は1996年と20年以上の歴史があり、グラフィックスボード、ミニPC、3Dプリンターなどの周辺機器事業で堅実に実績を挙げている。

 日本で販売されているManliの製品といえば、コストパフォーマンス重視で堅実志向なイメージが強いだろう。単に安いだけではなく、安かろう悪かろうでは決してない「安くて高品質」がウリだ。ホワイトボックスPCでも採用例をよく見かけるように、業界内での評価は上々。日本で代理店契約を結んでいるマスタードシードの2年保証が付くのも、安心感をさらに高めているといえるだろう。

ManliのWebページ(http://www.manli.com/en)。グラフィックスボードのほかには、3Dプリンタやマイニングシステムなどの開発も行っている。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中