「MOVERIO BT-300」なら、美しい映像視聴をどこでも楽しめる
エプソンのスマートグラス「MOVERIO BT-300」は、シースルーのメガネ型デザインを採用している点が大きな特長だ。サイズ約191×178×25mm、重量約69g(ヘッドセット部分)とコンパクトかつ軽量なため、長時間装着していても疲れにくい。鼻当ての部分もメガネに使われるようなシリコン製なので、長時間付けていても痛くなりにくい。
「MOVERIO BT-300」のもうひとつの大きな特長は、独自開発のシリコンOLEDディスプレイだ。約3415ppi(ドットピッチは7.5um/マイクロメートル)という驚異的な画素密度を実現したことで、美しい映像を視聴しやすいのだ。しかも、10万:1という高いコントラストのおかげで、スクリーン表示枠を意識せずに済むようになっており、さらに映像コンテンツを楽しみやすくなった。
また映像視聴の場合、5m先なら80型相当、10m先なら160型相当、20m先なら320型相当の大画面で表示されるイメージとなるため、迫力が違う。20m先に320型相当のテレビを設置するというのは一般家庭では不可能なことなので、現実ではできないことを楽しめるのもメリットだ。
シースルーのディスプレイにより周辺の状況も見られるほか、スマートフォンやタブレットなどと違い両手が空いている状態となるため、ほかの作業も行える点もメリットだろう。「MOVERIO BT-300」の場合、コントローラーから手を離してもスマートグラス本体のみで映像を視聴し続けられるのだ。一般的なVR系ヘッドマウントディスプレイなどと違い、“動画を見ながらテーブルに置いてあるドリンクを手に取る”というごく当たり前の動作も可能だ。
また、子供がテレビを楽しんでいる間に家事をしつつ、好きな映像を楽しむといった使い方もできるだろう。メガネ型なので、ソファでくつろいだ姿勢や、ベッドなどで寝転んだ状態でも視聴しやすい。見ている映像が周囲からは分からないので、電車内や航空機内などで息抜きがてら映像コンテンツを見たいという場合にもうってつけだ。
「DiXiM Play」が新登場! 家中どこでもテレビ視聴が可能だ!!
今回注目してほしい「MOVERIO BT-300」アプリが、新たにリリースされたデジオン「DiXiM Play」(アプリ内課金)だ。「DiXiM Play」を「MOVERIO BT-300」にインストールすると、対応レコーダーなどで録画した番組、放送中の番組をはじめ、NASに保存されている映像・音楽・写真なども家中どの部屋でも楽しめるようになる。お子さんなどにテレビやビデオを占領されてしまい、自分が見たい番組を見逃しがちというお父さんにも朗報だろう。
また、録画番組の持ち出し再生機能を使うと、例えば語学学習番組を録画しておくと、通勤通学中の勉強に役立てるということが可能だ。旅行中に航空機内や新幹線内などで視聴するための映像コンテンツをリーズナブルに揃えることもできる。
「nasne」と組み合わせることで、
テレビ視聴や録画番組の再生、録画番組の持ち出しが可能
DiXiM Playは 200以上のレコーダーなど(記事末参照)に対応しており、例えば、ソニーのネットワークレコーダーとして人気の「nasne」(CUHJ-15004)もサポートしている。「nasne」は、テレビ番組を録画するレコーダーとしての機能を備えつつ、テレビに直接出力する機能はなく、ネットワーク内のスマートフォンやタブレット、PlayStation 4などに録画番組を配信できるという製品だ。 DiXiM Playで利用した場合は、ライブチューナー、録画番組の再生、録画番組の持ち出し再生が可能だ。
利用できる機能 | ||||
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種別 | ライブチューナー(放送転送) | 録画番組の再生 | リモートアクセスによる録画番組の再生 | 録画番組の持ち出し再生 |
nasne CUHJ-15004 | ○ | ○ | × | ○ |
無償版で試せることも大きなポイント!!
DiXiM Playのもうひとつ大きなポイントは、自分の持っているレコーダーと組み合わせて使えるかどうか、まずは無償版で試せること。詳細は後述するが、テレビ番組など著作権のあるコンテンツでも1分間利用可能となっており、自分の環境で使えるか確認してから有償版を購入できるのだ。