東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてセキュリティー人材を育成
2020東京五輪に向けたサイバー演習、NICTの「サイバーコロッセオ」
2017年12月12日 16時30分更新
情報通信研究機構(NICT)は12月7日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて大会開催時を想定したサイバー演習「サイバーコロッセオ」を実施すると発表した。
東京大会に向けたセイバーセキュリティー人材の育成を目的に、「NICTサイバーコロッセオ事業」を進め、大規模な演習環境やサイバーセキュリティーに関する知見を活かした演習を実施。
演習では、NICTが北陸StarBED技術センターに設置する大規模高性能サーバー群を活用。東京2020大会の公式サイトや大会運営システムなどのネットワーク環境を忠実に再現した仮想のネットワーク環境を構築、サイバー攻撃を擬似的に発生するなどした演習を実施する。2020年までに4回実施し、1回目(2018年2~3月)は60名程度、以降は参加者数を増やしつつ延べ520名程度の参加を予定している。