このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第79回
ZenFone 4 Proレビュー 2回目
ZenFone 4とZenFone 4 Proの独自機能を比較する
2017年12月04日 12時00分更新
機能面では同じZenFone 4とZenFone 4 Pro、独自機能は控えめ
ZenFone 4レビューの第1回は、かなり似通った外観をチェックしてきたが、第2回は内部の機能部分を見ていく。ZenFone 4とZenFone 4 Proは、ともにAndroid 7.1.1を搭載しており、世代を経るごとにブラッシュアップされているZenUI 4.0を採用している。またAndroid 8.0へのUpdateも予定しているとのこと。
操作体系については、Android標準のものから大きな変更はなく、ASUS独自の機能の大半は、設定にある「ASUSカスタマイズ設定」に格納されているほか、独立した設定としてOptiFlexもある。
まず「ASUSカスタマイズ設定」から見ていくと、サービスとTouch、スクリーンショットに別れており、サービスには「ツインアプリ」「ページマーカー」「Game Genie」の3つがある。ツインアプリはFacebookやInstagramを2つのアカウントで同時利用できるもの。用途に応じて確実にアカウントを使い分けたい人向けの機能だ。ページマーカーはウェブサイトをローカルにダウンロードしておいたり、気になる部分を強調表示させておけるというもので、Chrome用の機能として搭載されている。「Game Genie」は登録したゲームの録画や配信が行なえるもので、ゲーム以外のアプリにも使用可能だ。
「Touch」の項目は操作に関するものが用意されている。マルチタスクキーを長押しした場合の操作を選んだり、ジェスチャー操作を設定できるZenMotion、手袋モードがあり、複雑な設定項目ではないので、自分のツボにあった機能を探してみるといい。
ASUSカスタマイズ設定に含まれていないが、OptiFlexも便利な機能だ。同機能は、登録したアプリの起動速度を上昇させるというもので、最大10個まで登録できる。頻繁に使用し、かつタスクに残したままのアプリ用ではなく、起動まで時間がかかるが、たまに使用するため、速く起動してほしいアプリ向けの機能だ。使用状況から自動的にアプリを登録してくれる機能もあるので、しばらくフツーに使用してみて、どのアプリを登録するか決めるといいだろう。
次回は2台のベンチマーク比較を予定。ノーマルとProでどのくらいの差があるのか、目に見える数値を公開する。
| ZenFone 4 | ZenFone 4 Pro | ZenFone 4 Selfie Pro(参考) | |
|---|---|---|---|
| メーカー | ASUS | ||
| 予想実売価格 | 5万6800円 | 8万9800円 | 4万2800円 |
| ディスプレー | 5.5型液晶 | 5.5型有機EL | 5.5型有機EL |
| 画面解像度 | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
| サイズ | 75.2×155.4 ×7.5mm |
75.6×156.9 ×7.6mm |
74.8×154 ×6.85mm |
| 重量 | 165g | 175g | 147g |
| CPU | Snapdragon 660 2.2GHz (オクタコア) |
Snapdragon 835 2.45GHz (オクタコア) |
Snapdragon 625 2GHz (オクタコア) |
| 内蔵メモリー | 6GB | 6GB | 4GB |
| 内蔵ストレージ | 64GB | 128GB | 64GB |
| 外部メモリー | microSDXC(最大2TB) | ||
| OS | Android 7.1.1 | ||
| LTE対応バンド | 1/2/3/5/7/8 /18/19/28/ /38/39/40/41 |
1/2/3/4/5/7/8 /12/17/18/19/20 /26/28/29/30 /38/39/40/41 |
1/3/5/7/8/18 /19/26/28/38/41 |
| 3G対応バンド | 1/2/3/5/6/8/19 | 1/2/3/4/5/6/8/19 | 1/2/5/6/8/19 |
| DSDS 4G+3G | ○ | ○ | ○ |
| CA対応 | ○(3CC) | ○(3CC) | ○(2CC) |
| au VoLTE | ○ | ○ | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
IEEE802.11n (2.4GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:12+8メガ /イン:8メガ |
リア:12+16メガ /イン:8メガ |
リア:16メガ /イン:12+5メガ |
| バッテリー容量 | 3300mAh | 3600mAh | 3000mAh |
| 指紋センサー | ○ | ○ | ○ |
| SIM形状 | nanoSIM×2 | nanoSIM×2 | nanoSIM×2 |
| USB端子 | Type-C | Type-C | microUSB |
| カラバリ | ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト | ピュアブラック、ムーンライトホワイト | ネイビーブラック、クラシックレッド、サンライトゴールド |

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ











