米Uberは21日(現地時間)、2016年に顧客やドライバー5700万件の個人情報が流出していたことを明らかにした。またロイターなどの報道によると、Uberはこの事件を隠蔽するためにハッカーに対し10万ドルを支払っていたという。
流出した個人情報は世界中のUberユーザーおよびドライバーの名前や電子メールアドレスなど。とくに問題とされているのは意図的に事件隠蔽を図った点で、これを規制する法律は国によって異なるものの、英国や米国、オーストラリアやフィリピンなど各国の規制当局が問題の検討を進めるようだ。