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「攻め」の働き方改革~やらされるなんてまっぴら、自分のやりたいことをやる 第4回

シェイプアップは意外と簡単にできる

仕事のムダな時間を減らす、たった2つの視点

2017年11月27日 09時00分更新

文● 平山 信彦(内田洋行 知的生産性研究所所長)

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働き方改革は個人のシェイプアップでも進められる

 働き方改革のプロジェクトでは、組織全体で業務を見直し、効率化やスピードアップを図るという取り組みを行うことがあります。そのような時、全体最適の視点で変革を進めるために「BPR」(Business Process Reengineering)や「BPM」(Business Process Management)といった手法が検討されることがあります。

 これらは、大きな成果が期待できる反面、大掛かりな取り組みにならざるを得ません。しかし、そのような取り組みの前に、ひとりひとりの仕事をシェイプアップするだけでも、結構成果は表れるものです。

 シェイプアップとBPRやBPMとの切り分けは、個人の判断課・チーム内での取り決めで進められることか、課・チームを越えて組織全体で最適な在り方を考えるべきかの違いです。

 課長やチームリーダーの裁量で、止めたり、やり方を変えたりしても良い仕事はシェイプアップの対象となります。若手の方は、ぜひマネージャと相談してシェイプアップにチャレンジしてみてください。マネージャの皆さんは、メンバーのシェイプアップをサポートし、チーム全体の生産性を高める取り組みとされると良いでしょう。

平山 信彦

株式会社内田洋行 執行役員 知的生産性研究所所長。

千葉大学工学部工業意匠学科卒。内田洋行スペースデザイン室、INTERNI(米・ロスアンジェルス)、内田洋行環境デザイン研究所、同マーケティング本部等を経て現職。千葉大学大学院非常勤講師(2008年~2010年/デザインインタラクティブ論)、日本テレワーク学会理事(2010~)等、歴任。働き方変革・組織風土変革・デザインマネジメント・知識創造等に関わるコンサルティング、講演、執筆等、多数。

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