仮想マシンあたりのコストを最大50%削減できる新HPEサーバー
AMD、EPYCプロセッサー搭載サーバーでCPUベンチマーク世界記録を達成
2017年11月22日 14時30分更新
AMDは11月21日(米国時間)、AMD EPYCプロセッサー搭載のサーバーマシンによるSPECベンチマークテストで世界記録を達成したと発表した。
AMD EPYCプロセッサーはサーバーの演算向けに最適化されたプロセッサーで、最大32個の高性能CPUコア、8個のメモリー・チャネル、SoCあたり128レーンを装備。ヒューレット・パッカードエンタープライズ(HPE)の新サーバー「ProLiant DL385 Gen10」に搭載され、「SPECrate2017_fp_base」と「SPECfp_rate2006」の両方で世界記録を達成したという。
HPE DL385の2Pサーバー構成では最大64コアとなり、4TBメモリーと128レーンのPCIe接続にアクセス。コア数と機能を組み合わせることで、HPEの従来サーバーソリューションに比べて仮想マシンあたりのコストを最大50%削減するとしている。