日本ヒューレット・パッカードとNTTコムウェアは11月1日、両社のソリューション連携により、「産業用エッジAIパッケージ Deeptector」を発売した。
エッジコンピューティングの深層学習処理に最適化された製品で、ヒューレット・パッカードの「HPE Edgeline」シリーズに、NTTコムウェアのディープラーニング技術を活用した画像認識AI「Deeptector」をプリインストール。ソフトウェアのインストールやライブラリー類の組み合わせといった作業不要で学習用画像を用意すればすぐにAI作成開始でき、工場や配送センターなどの高温環境でも24時間運転可能なハードウェア仕様を持つ。
ハードウェアの仕様は、「HPE Edgeline EL1000 Converged IoT System」を採用、ProLiant m510サーバーカートリッジ×1にNVIDIA TESLA P4を搭載、インテルXeon D-1548、32GBメモリー、ストレージは2TB SSD(ソフトウェアRAIDで使用するため実効1TB)。
Deeptectorはでクラウド版も用意されており、高いパフォーマンスを必要とする学習過程はクラウド版で、実際の動作は産業用エッジAIパッケージといった利用も可能(クラウド版は別途料金が必要)。両社の販売代理店を通して販売される。