日本マイクロソフトは、LTE対応SIMフリーで利用できる2in1マシン「Surface Pro LTE Advanced」を法人市場向けに12月8日に発売する。第7世代Core i5/4Gメモリー/128GB SSDモデルが税抜12万9800円、同/8GBメモリー/256GB SSDモデルが税抜14万9800円。なお、個人向けの販売は未定とのこと。
同社は以前から、自社、そして日本の「働き方改革」について繰り返しメッセージを打ち出しているが、今回もまさにその話から発表会が進められた。今では日本の経営者が経営課題として最も重視しているのが「働き方改革」であるという。にも関わらず、労働環境の改善や業務効率化に寄与するデジタル化については日本はアジアの中でも遅れた状況にある。実際に利用しているPCがWindows 7であったり、デバイスを社外に持ち出すことが禁止されている企業が少なくない。
そこにマイクロソフトが提供するのが、「Office 365」「Windows 10」「エンタープライズモバイル+セキュリティー」を組み合わせた「Microsoft 365」であり、そのMicrosoft 365に最適なデバイスの1つがSurface Pro LTE Advancedであるとして紹介された。
今年6月にWi-Fi版が発売済みの、最新のSurface Proについてあらためてスペックをおさらいしておくと、縦横比3:2の2736×1824ドットの12.3インチ液晶、第7世代Core i5-7300U、約292×201×8.5mm/約812gなど。
LTE対応のためにクアルコムの最新モデム「Qualcomm X16」を搭載し、国内3キャリアの主要バンドをサポート。さらに3波のキャリアアグリゲーションに対応するなど、日本のネットワークに最適化されている(LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/29/30/38/39/40/41)。