ここだけは失敗できない! 手に汗握るCPU取り付け
ついにきましたCPU! こんな私でもPCの脳ミソを担うCPUの扱いだけは注意しなくてはいけないと直感でわかります。
CPUクーラーも付属しています。
CPUクーラーの裏には謎の付着物。ヌメヌメしています。あとから知ったのですが、前に使った人が塗ったグリスだそうです。
マザーボード上のIMPORTANT(重要)と大きな字で書いてある部分を持ち上げて、CPUをその下に設置します。
なにが飛び出すかわからないので、ここはショータさんの「これであなたもPCが組める! 初めての自作PC入門」を読んで事前に確認。どうやら保護カバーを外すと、ソケットピンが並んでいるらしい。また、ソケットピンを誤って曲げてしまうとマザーボードが使えなくなるとのこと。
カバーを外してソケットピンと対面。
CPUの方向を確認して。
これだけ!? という感じもありますが、CPUはおくだけでいいそうです。
固定フックを元の位置にひっかけて設置完了。ピンを曲げてしまうことよりも汗が滴り落ちないかが心配だったので、PC自作は涼しい部屋でするのがいいかもしれません。
初見殺し! ファンの取り付けがこんなに難しいなんて聞いてない
CPUクーラーを取り付けます。
CPUクーラーの端子を見て、マザーボード上でそれらしいピンを探索します。
あった! 「CHA_FAN1」と書いてある。
接続完了。しかし、この位置からではケーブルの長さが足りずCPUにクーラーが届かない。マザーボードの規格にファンケーブルが合ってないのでは? と一瞬頭をよぎりました。
しかしその後、ご丁寧に「CPU_FAN1」と書かれたピンを発見。ここに接続するのですね。CPUにファンを取り付けます。いつ塗られたかわからないグリスはそのまま活用することに。
え。
ヤダ。
なにこれ。全然ハマらない!
CPUの真上でガチャゴチャと振り回すのは危なっかしいので、落ち着いてCPUファンの構造をよく見ることに。
よく見ると、なんか黒い棒が邪魔している。
黒い棒を上に引っ張ってみる。
そして、矢印をこの状態にします。すると「カチン!」とハマるようになります。外すときは矢印の方向に回転させるようです。よくできてるなー。
CPUクーラーの取り付け完了!
最後に、余ったケーブルを見渡していたらSSDと電源ユニットがつながりそうだったので、とりあえず挿しておきます。
いい感じにつながりました。
(次ページ「動く感動、初めての動作確認」に続く)