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凸版印刷とTIS、業務用のAIスマートスピーカー提供へ

2017年10月26日 09時15分更新

記事提供:通販通信

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凸版印刷(株)とTISインテックグループのTIS(株)は24日、業務用スマートスピーカー「AISonar(エーアイソナー)」を使ったAIコミュニケーションサービスの提供を共同で取り組むことを発表した。

AI対話エンジンを使用したトータルソリューション提供へ

 「AISonar」は、(株)エーアイとTISで共同開発した音声認識技術・意図解釈技術(AI)・機械翻訳技術・音声合成技術を組み合わせた、スピーカー型のコミュニケーションツール。語りかけることでユーザーの音声を認識し、人工知能(AI)を利用した意図解釈で最適な回答を導き出す。

 両社は「AISonar」を、金融機関の窓口案内業務、問い合わせ・受付業務に特化したAIコミュニケーションサービスとして提供。凸版印刷では、金融機関向けの業務ノウハウを元に「AISonar」と連携させる「DialogPlay」のFAQ制作や回答精度の向上を行う運用支援、AI対話エンジンからコールセンターへの引き継ぎや事務局運営を担当する。また、金融機関向けのWebサイトの構築やタブレット端末で口座開設やカード申し込みをペーパーレスで行う「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」を開発・提供する。

 一方、TISは「AISonar」のソリューション化と「AISonar」の対話エンジンとして利用する業務チャットボットプラットフォーム「DialogPlay」を開発。「AISonar」の音声認識・音声合成、翻訳・対話を組み合わせたソリューションの開発を進め、BtoB向けソリューション提供、SI開発などを行う。

 凸版印刷では今後、金融機関向けのソリューション検討をTISと進めると共に、流通・メーカー・自治体を対象として、既存の商品情報データベースやキャンペーンシステムと連携させ、AI対話エンジンを中心としたトータルソリューションを提供したい、としている。

■「凸版印刷」

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