発光ブームの
冷却系パーツ
年内発売予定のRGB LEDを内蔵する光るファン。140mm口径の「AP143RGB」と、120mm口径の「AP125RGB」をラインナップ
RGB LEDでファンをリング状に発光させるフレーム「FG142」と「FG122」。こちらも年内発売予定
ロープロファイルCPUクーラー「AR11」。ヒートシンクからヒートパイプがはみ出さないのが最大の特徴。95Wまでのインテル製CPUに対応する。11月末発売予定で、予価は税抜5600円
電源ユニットも
ラインナップを拡充
80PLUS GOLD認証のエントリー向けATX電源ユニット「ETシリーズ」。容量は750/650/550Wの3種類で、それぞれケーブル直出しタイプと、一部のケーブルを着脱できるハーフモジュラー式の2タイプをラインナップする。年内発売予定
12月発売予定のFlexATX規格に準拠した350W電源「FX350」。80PLUS GOLD認証を取得する
SFX電源の奥行きを30mm長くした、SFX-L規格に準拠した450Wファンレス電源「NJ450」。こちらも12月発売予定
マイニング用途で電源を使う際の
注意点をレクチャー
イベントで興味深かったのが、マイニングにおけるSilverStoneの取り組みを説明するセッションだ。マイニングでは消費電力が大きいビデオカードを複数枚使用するため、電源への負担が大きいという。各コネクターの出力を上回らない範囲でパーツを接続しないと火災の原因になるので、これからマイニングしようという人は、電源にも気を配ってもらいたい。
マイニングマシンにもいろいろなタイプがあると説明。デスクトップ用のビデオカードを大量に並べるものだけでなく、USB接続のデバイスを複数個並べるものなどもあるという
本気でマイニングする人や企業は、クーラーが必要ない涼しい地方に、とてつもない数のマイニングマシンを設置した掘削場を作りあげるそうだ
一般的なビデオカードのマイニング性能。青い棒がハッシュレート、赤い棒が消費電力となる
マニングに最適な電源は、80PLUS TITANIUMおよびPLATINUM認証を取得した変換効率の高いもので、なおかつ1000W以上の大出力のものだという
マイニングで電源を利用する際に一番注意してほしいのが、1つのPCIeコネクターにはビデオカードを1枚だけ接続することだ。8枚のカードがあるなら、ケーブルを8本用意し、それぞれ別のコネクターに差す必要があると力説
なぜならば、1つのコネクターに複数のビデオカードに電力を供給すると、負荷がかかりすぎて、コネクターが溶けたり燃える可能性があるからだ。これは保証の対象外となるので、各コネクターの主力範囲を上回らないよう注意してほしいとのこと