70周年を迎えたフェラーリが、10月12日に70周年記念日本イベント「Driven By Emotion」プレスカンファレンスを開催した。このイベントは2017年3月12日から世界各国で行なわれているイベントの日本版。すでにヨーロッパやアジアで開催されており、10月12日に日本上陸を果たした。
日本での70周年記念イベントの会場は、なんと両国国技館! 真っ赤に装飾された館内は控えめな照明とオシャレなBGMがかかっており、ふだんここで相撲が行なわれているとは思えない雰囲気。世界でもっとも有名な自動車メーカーのひとつフェラーリのカンファレンスは、いったいどんな内容なのだろうか?
両国国技館に入って暗い通路を進んでいくと、目の前がパッと開けた。吊り屋根の下には土俵をモチーフにしたステージが設営されており、その上にはベールをかぶった車が置いてある。おそらくこれが本日の目玉であるフェラーリ70周年記念モデル「LaFerrari Aperta(ラ・フェラーリ アペルタ)」だろう。
15時になりイベントがスタートすると、フェラーリ・ジャパン&コリア 代表取締役社長のリノ・デパオリ氏と、続いてフェラーリ極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏がステージに登場。フェラーリにとって日本市場が重要なことや、フェラーリのこれまでの歴史をスピーチした。
主催者挨拶が終わると、相撲行事(第34代 木村庄之助氏)が登場してイベントの開会宣言。そしてプロモーション映像とともに土俵上の車がアンベールされ、「LaFerrari Aperta」が姿を表した。会場に詰めかけた大勢の記者は一斉に「LaFerrari Aperta」に群がり、貴重な機会を逃すものかと撮影していた。このスーパーカーの注目度の高さが伺えるプレスカンファレンスだった。