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自動で行なう正確なターンと散布間隔で農業を効率化

ヤマハ、散布アシスト機能を追加した農薬散布ヘリ「FAZER R」

2017年10月10日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「FAZER R」

 ヤマハ発動機は10月10日、新たに農薬散布アシスト機能を搭載した農業用無人ヘリコプターの2018年モデル「FAZER R」を発表。12月1日に発売する。

 新機能の「ターンアシスト機能」はオートクルーズ飛行を強化した機能で、農薬散布スイッチを圃場のエンドラインでオフにすれば減速/一定間隔での旋回/元のスピードに復帰を自動的に行なうもの。機体の位置がつかみにくい距離でも圃場の中に一定のパターンで農薬を散布できる。

「ターンアシスト機能」

 従来機と同様に水平対向2気筒390ccのガソリンエンジンを動力とし、32Lの液剤散布用タンクを搭載することで薬剤や燃料の補給なしで4haを散布する能力を備える。無線によって操縦するラジオコントロール機だが、GPSとジャイロによるフライトアシスト機能を備える。機体サイズはおよそ全長3665×幅770×高さ1078㎜、取扱重量はおよそ71kg。価格は1285万2000円。

訂正とお詫び:初出時、一部情報に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2017年10月10日)

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