ロールス・ロイスは10月3日、自律で運航する無人貨物船の実現のためグーグルと契約したと発表した。
これはスウェーデンで開催されたGoogle Cloudサミットに発表されたもの。ロールス・ロイスで海運を担っているロールス・ロイス・マリーンでは、人件費を抑えてより効率的な貨物輸送を行なうことを目的に、自律的に運航する無人貨物船の実現を目指している。
グーグルとの契約では、Google Cloudの機械学習を用いて海で船舶が遭遇する物体の把握や追跡を行なうAI技術を強化するとしている。すでにGoogle Cloudを用いて多種多様な海洋のデータを解析するオリジナルな機械学習モデルを制作しており、両社が共同でニューラルネットコンピューティングを開発、運航管理を最適化するという。