折り紙ふうカバーケースは横でも縦でも使える
ちなみに、Fireシリーズには純正のカバーが用意されており、Fire HD 10にもチャコールブラック、コバルトパープル、マリンブルー、パンチレッドの4色で展開(各4780円)。こちらもタブレット本体と同じくオレンジを基調にしたパッケージデザインになっています。
取り付けると当然ながらピッタリフィット。スマホでいうところの横開きの手帳型で、内側はマイクロファイバーで画面を保護。外側の布地は少し硬めでしっかりしています。なお、デュアルスピーカーの部分は穴が空いているため、そのままでも動画や音楽の視聴には最適。ただし、右側のmicroSDカードスロットは塞がれてしまうため、カバーを取り付ける際は先にmicroSDカードを挿し込みましょう。
スタンドとしての形態は2種類。縦置きと横置きですが、どちらもフリップのフタの部分を少し折り曲げて立たせるイメージ。最初はそのまま倒れてしまわないか心配でしたが、慣れるとパッと置けるようになります。ただ、基本的には1本足で支えているようなイメージなので膝上ではなく、机などの平面でしか自立できなさそうです。
WUXGA解像度液晶は電子書籍の片ページ表示も快適
今回のFire HD 10で最も大きなアップデートは、ディスプレー解像度が従来機の1280×800ドットから1920×1200ドットに高精細化している点。試しに週アス電子版を表示してみたところ、縦持ちで片ページ表示ならそのままでも本文が読めるレベル。横持ちの見開き表示なら小見出しレベルならしっかり読めます。
ちなみに、Fire HD 10は500gとやや重いため、通勤ラッシュの電車内などで立って操作するには難があります。しかし、家や座って見るぶんにはストレスが少なく、画面サイズの違うほかのFireタブレットとは一線を画しているように感じました。
前述のとおりAmazonプライム・ビデオやKindleの電子書籍やコミック、そしてSilkブラウザーでのウェブブラウジングなどエンタメコンテンツを楽しむのには十分すぎる性能を有しています。32GBストレージモデルが1万8980円、64GBモデルが2万2980円。プライム会員であれば4000円オフのクーポンコードが使えて、かつ10月17日までに購入するとAmazonビデオの770円分クーポンが付与されます。お家タブレットにぜひ検討してみてください。
「Fire HD 10(Newモデル)」の主なスペック | |
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メーカー | アマゾン |
ディスプレー | 10.1型液晶 |
画面解像度 | 1920×1200ドット |
サイズ | 約262×159×9.8mm |
重量 | 約500g |
CPU | 1.8GHz+1.4GHz (クアッドコア) |
メモリー | 2GB |
内蔵ストレージ | 32/64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | リア:約200万画素/イン:約30万画素 |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
価格 | 32GB版:1万8980円 (Prime会員1万4980円) 64GB版:2万2980円 (Prime会員1万8980円) |