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無料の「Adobe Scan」で紙資料を手軽に電子化する方法

2017年11月09日 10時00分更新

文● アドビシステムズ

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複数ページの紙資料をまとめて取り込む

 名刺だけでなく、セミナー資料のような紙もスキャンできます。カメラをかざすだけで認識し、取り込んでくれます。複数ページをまとめてスキャンして、1つのPDFファイルにまとめられるので、写真で管理するよりとてもスマートです。もちろん、OCR処理により、日本語での検索も可能になります。

 台形補正機能があるので、少々斜めから撮影しても大丈夫です。補正にずれがある場合も手動で調整できます。撮影する順番を間違えても、PDFの作成前に順番を入れ替えることができます。

 通常はカラー文書として撮影しますが、グレースケールの文書ならグレースケールで、白黒の文書なら白黒で保存すると、見やすくなるうえ、ファイルサイズも小さくなります。

名刺と同様に紙資料を撮影

紙資料。画面はAndroidです

撮影をミスしたり重複したページはゴミ箱アイコンで削除

「並べ替え」でページの順番を修正

撮影方向が違う場合は「回転」で修正

文書のカラー/グレースケール/ホワイトボードなどを切り替えられます

「切り抜き」をタップ

四隅のマークを動かして、角に合わせます。完了したらチェックマークをタップ

きれいに切り抜けました。「PDFを保存」をタップ

「Adobe Document Cloud」にアップロードされます

 作成されたPDFファイルは「Adobe Document Cloud」にアップロードされるので、もちろんPCの「Acrobat DC」からアクセスすることも可能です。「Adobe Scan」というフォルダーが作成され、その中にファイルが保存されています。大きな画面で閲覧したり、注釈を入れて他者と共有したりできます。

「Adobe Document Cloud」に「Adobe Scan」というフォルダーが作成

アップロードされたファイルをPCから閲覧

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