日本では、東日本大震災以来、迷子犬の飼い主を特定できる可能性が高いということで、ちまたの大きなペットショップさんでは個体認証のためのマイクロチップ(RFID)の体内埋め込みサービスが一般的になりつつある。
しかし、個人のブリーダーさんなどには普及しておらず、またペットへの健康被害を心配する飼い主さんもおり、今のところはまだまだ法的義務がないままで終わっているようだ。
迷子犬に限らず、わんにゃんワールドは今や大きなビジネスマーケットだ。ドッグフート、キャットフードにはじまり、ファッション、医療、埋葬まで、その市場規模は2015年度のペット関連総市場(末端金額ベース)では、前年度比101.5%の1兆4720億円と推定されている(出典:矢野経済研究所「ペットビジネスマーケティング総覧2017年版」)。
そして、統計上はペットのほとんどを占める犬と猫の飼育頭数の合計は減少傾向だが、市場規模は微増傾向らしい。簡単に言うならペットの家族化と長寿化、贅沢化だとも考えられる。
そんな家族同様の愛犬の夜のお散歩を安全に行ない、流行りのIoT系の迷子札にもなる愛犬用ガジェット「NEOPOPペットバンド」をクラウドファンディングで衝動予約買いした。
IoTを駆使したペット用首輪「NEOPOPペットバンド」
筆者が手に入れたNEOPOPペットバンドは180個のLEDと充電池、IC回路が内部に仕組まれたワンコ用のIoT系の首輪だ。
SサイズにするかLサイズにするか悩んだあげく、Sサイズを注文。しかし、少し首が太めの我が家のボビーには失敗だったかもしれない。首周りがかなりタイトだった。
NEOPOPペットバンドのパッケージの中味は、NEOPOPペットバンド本体と日本語の取説・保証書の2つだけ。
NEOPOPペットバンドが実現できることは、1.8km先からも見える180個のLEDライトによる夜の散歩の安全性確保。また、迷子犬になった時に迷子札となるLED表示。スマホを活用したワンコデータのワイヤレス入力などもできる。
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