ビジネス向けチャットツール「Slack」が、日本語へのローカライズに対応する。Slackを運営する米Slack Technologiesが、米国時間9月12日~13日に開催したSlackカンファレンス「Frontiers」で発表した。まず、標準の英語UIをフランス語、ドイツ語、スペイン語にローカライズする機能をリリースし、2017年中に日本語化にも対応する予定だ。
言語の変更は、Slackのトップページ左隅にある「Preferences」を開き、「Language & Region」メニューから設定できる。言語を設定すると、UIや「emoji」までSlack全体がローカライズされる。
管理者は、Slackbotメッセージや招待状など、チーム全体に表示される部分の規定言語を設定できる。そのほかの部分は、個々のチームメンバーが自分で好みの言語を設定できるようになっている。
Slackでは、ユーザー企業が100カ国以上に拡大していることを受けて、今後はUIだけでなく、ヘルプセンターやサポート、決済のローカライズも進めていくとしている。ヘルプセンターは日本語化済みだ。