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ソニーの新ウォークマン&ヘッドフォンを徹底レビュー! 第3回

USB DACとして使えるウォークマンでPCのサウンドをハイレゾ品質に!

2017年09月15日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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ノイズキャンセル設定や音質設定をわかりやすく操作できる
スマホ用アプリ「Headphones Connect」

「Headphones Connect」でWH-1000XM2をペアリングしたときの画面写真。ノイズキャンセリングや外音コントロールの操作などが並んでいる

「Sony | Headphones Connect」でWH-1000XM2をペアリングしたときの画面写真。ノイズキャンセリングや外音コントロールの操作などが並んでいる

 最後に、同社がリリースしたヘッドフォン/イヤフォン用スマホアプリ「Sony | Headphones Connect」について紹介しよう。Android用iOS用が提供されており無料で利用できる。

WH-1000Xの「ノイズキャンセルの最適化」も、グラフィカルな画面で操作可能

WH-1000Xの「ノイズキャンセルの最適化」も、グラフィカルな画面で操作可能

測定が完了すると、画面でも知らせてくれる。操作がわかりやすいので、初心者にもおすすめ

測定が完了すると、画面でも知らせてくれる。操作がわかりやすいので、初心者にもおすすめ

 アプリを起動し、使用するワイヤレスヘッドフォンをペアリングすると、機器の合った操作画面が表示される。ノイズキャンセル機能のオン/オフから、外音取り込みモードの音量調整なども設定できる。

音質調整としては、音質モード(転送速度)の調整や、DSEE HXの切り替えなどもできる

音質調整としては、音質モード(転送速度)の調整や、DSEE HXの切り替えなどもできる

外音コントロールの設定画面。外音取り込みの音量の調整と、声を中心に取り込むボイスフォーカスのオン/オフが可能

外音コントロールの設定画面。外音取り込みの音量の調整と、声を中心に取り込むボイスフォーカスのオン/オフが可能

 そして、スマホが内蔵する加速度センサーを利用し、止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時の4パターンの行動を検出し、それらの行動に合わせて適切なモード設定を切り替えてくれる「アダプティブサウンドコントロール」もある。ノイズキャンセルと外音取り込みを細かく調整できるので、なかなか便利。

サラウンド(VPT)機能。オン/オフのほか、「アリーナ」や「クラブ」などサラウンド音質も選択可能だ

サラウンド(VPT)機能。オン/オフのほか、「アリーナ」や「クラブ」などサラウンド音質も選択可能

音が聞こえる方向の変更やサラウンド、イコライザー機能などの設定・調整も可能だ

音が聞こえる方向の変更やサラウンド、イコライザー機能などの設定・調整もできる

 そして、サラウンド(VPT)機能(WF-1000Xは非対応)では、サラウンド効果の種類を切り替えることも可能。

 このほか、音が聞こえる方向を前後左右に変化させたり、イコライザーによる音質調整などもできる。本体では操作できない機能もスマホを使って手軽に操ることができる。

「音が聞こえる方向を変更」では、前後左右の好きな位置から音が聞こえるように切り替えできる。なかなか楽しい

「音が聞こえる方向を変更」では、前後左右の好きな位置から音が聞こえるように切り替えられる。なかなか楽しい

イコライザー調整では、「ブライト」や「エキサイト」など、いくつかのプリセットが可能。自分で好みに調整できる

イコライザー調整では、「ブライト」や「エキサイト」など、いくつかのプリセットが可能。自分で好みに調整できる

 なお、できることに違いがあるが、1000Xシリーズ以外の同社のヘッドフォンでも使用できる。具体的にはh.ear on 2シリーズの一部モデルやMDR-XB950N1/XB950B1で、イコライザーや音質調整などの機能が使える。これらの製品を持つユーザーならは必携のアプリとなるだろう。

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