操作方法を覆す革新!? Windows 8爆誕
みなさんはパソコン(というかWindows)の使い方ってどうやって覚えましたでしょうか? ダブルクリックやコピペなど基本的なことから、インターネットの使い方、ソフトウェアのインストールの仕方などなど……恐らく、専門書やソフトウェアに付属していたマニュアルに頼って操作していた方がほとんどじゃないかと思います。
そう! OSには説明書がついていないと言っても過言ではございません!
だいたい「はじめに」とか「ようこそ」とかで、スタートボタンやメニューの使い方は軽く触れられているのですが、細かい説明書はない!
ごみ箱のファイルの抹消方法やブリーフケース(古い)の使い方など、まったくもって書いてあった記憶がございません! 自分自身でも、ここまでWindowsが使えているのが本当に謎です。
そんなわけで、初めて触ったWindowsが「95」や「XP」っという人が世の中の大半なので、Windows 7はバカ売れしたんですねぇ。操作方法がほとんど同じだから。(MeやVistaも同じじゃないかって? そこは触れちゃあかんです) 『慣れ』ってホント大切です。
そしてやってきたタブレットやスマホの時代……M社のユーザーインターフェース(要は使い勝手)にも革新がやってきました。そう、これまでのWindowsの操作方法を覆す革新が……。そのために業界人は大変な苦労をすることになったのです。
「新しいOS」と聞くと、よくも悪くもテンションが上がる業界人。いろいろ試せる評価版をいち早く試せる立場でもあり、いち早くいちゃもんを付けられる立場でもあり。意気揚々とWindows 8をインストールしたヤマダに待っていたのは「試練」でした。
この連載の記事
- 最終回 自作業界はフリーも変わらない 金曜21時に電話「今から作業できる?」
- 第99回 20年前の秋葉原は街全体が電気屋のようだった
- 第98回 Windows 8発売でWindows MeのTシャツ着ちゃう イベントで起きた数々の伝説
- 第97回 Windows Vista販促のためにやりすぎた慰安旅行
- 第96回 PCショップに客として来ているPC業界人を見抜ける? 業界人特有の癖とは
- 第95回 Windows XPから派生した「64bit Edition」「Tablet PC Edition」が時代を先取り過ぎていた
- 第94回 Vistaの販促会議でメーカーから鬼のような仕打ちを受ける
- 第93回 「OSを売る」という意味がMedia Center Editionでわかった
- 第92回 学校のMacと家のWindowsを連携させて問題になった20年前の話
- 第91回 「宇宙」「スーパーコンピューター」に心の中の「中学2年生」が大興奮
- この連載の一覧へ