スマホをモニターとして操作すれば
まるで搭乗している気分に
自分があたかもCX-OFに搭乗しているかのような操縦感を楽しみたければ、指先での操縦は付属のトランスミッターで行ない、画面表示だけをスマホ画面で見ることも可能だ。
その際、トランスミッターにあるスプリング式の「フォーンホルダーブラケット」を指先で引き出し、そこにスマホを固定できる。
トランスミッターとCX-OFの無線通信を確立し、続いてスマホをCX-OFとWi-Fi接続する。そしてアプリ画面の右端の縦メニューの一番下にあるコントローラーインターフェースをオフにすれば、トランスミッターをコントローラーに使い、CX-OF搭載のカメラが捉えている映像をスマホ画面上でリアルタイムモニターしながらCX-OFを操縦できる。
また、同じ縦メニューの上から3番目の「VR Screen」をオンにすれば、VRゴーグルにスマホをセットしてVRイメージでCX-OFを操縦できる。
今のところは、CX-OF搭載カメラの捉えた映像を2画面表示に変換して、頭に装着したVRゴーグルでも見えるようにだけだが、このあたりも今後は大きく成長する分野だろう。
そう遠くない将来には、360度カメラとSIMを搭載したドローンが街中を自由に飛び回って、パーソナルなアシスタントのような役目を担ったり、空中を追尾する監視カメラとなり、サーバー上のAI顔認識機能と連携してドローンポリスとなるかも知れない。
いずれにせよ、ドローンも過去のモバイルパソコンやスマホと同様に、大容量でコンパクトな新しいバッテリーの開発と、バッテリーマネジメントが大きな課題だろう。
そして、ドローンはそれらの課題に加えて静音性の実現が差し迫ったより大きな課題かもしれない。
小さくて安いドローンも悪くない!
CX-OFドローンを約1週間使ってみて、とにかくその操縦安定性には感心した。2016年11月にキックスターターでバッカーとなり、今年7月に届いたAIR SELFIEも驚きだったが、その6分の1の価格で、はるかにAIR SELFIEを越えたホバリングの安定性と操縦性能は驚くばかりだ。
もはや、筆者の口癖だった「小さなドローンは操縦が難しい」「安物ドローンは初心者は避けるべき」という2つの提言は撤回すべき時であるようだ。
今回の衝動買い
アイテム:
Cheerson CX-OF ミニドローン
価格:アマゾンにて5199円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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